2013年1月27日日曜日
膠(にかわ)
日本画には「膠(にかわ)」を使います。
膠は動物の筋などから取ったゼラチン質です。
日本画は岩絵具を使います。
「岩」といっても、実は「砂」です。
岩絵具を和紙にくっ付ける役目が膠です。
膠は粒状や棒状で売ってます。
江戸時代などは接着剤として建具にも使われていたそです。
カチカチに固まりくっ付きます。
この粒々を水に入れて火にかけ溶かします。
スグに焦げ付くので、かき混ぜながら溶かします。
これがスゴく面倒なのです。
冷めると、寒天状になります。
暖かいシャビシャビ状態で使います。
岩絵具と膠と水を混ぜた物を和紙(キャンバス)に描いていきます。
これを塗ったら、乾くまで次の色は描けません。
厳密にいえば、くっ付くまで次の工程に進めないということです。
なので、期間限定のロールちゃん「いちご」を食べるのでございます。
ドット柄が何とも言えぬ可愛さがありやす!