日本画家 井木紫人について

2002年、素晴らしい金魚(らんちゅう)と出会いました。
らんちゅうの模様や泳ぎ、美しさ、形、すべてに魅かれました。
それから「誰も描いたことのない金魚画を描きたい!」
と思いはじめ伊藤若冲の鶏ように家の庭で本格的に金魚を飼い始めました。
より自然に近い形で飼育し本格的な飼育方法を学び試行錯誤を重ね、本当の金魚の楽しみ方を知りました。
そのすべてを絵にすることこそが自分の進むべき道だと考えました。

〜掲載誌とご購入について〜
日本画家 井木紫人の作品購入については(株)美術新星社 発行『美術市場2013』、株式会社美術年間社の『美術年間 art annual 2013』掲載に基づき1号=¥35,000よりとさせていただきます。

ART studio GENCOについて
『アートスタジオジェンコ』はイラストとデザインを中心としたブランドです。井木紫人は日本画、ジェンコはイラスト&デザインです。日本画作品とは価格が異なっております。



お問合せ先 ranchiu@hm10.aitai.ne.jp
日本画家 井木紫人

2017年10月29日日曜日

ありがとう


以前、ゼロで作ったTシャツのデザイン。
ひたすらペンタブの線だけで
描いた苦労を思い出します。

恥ずかしながら、
友人宅の階段で飾られてました。
「ハハハハハ!」

前の職場を去るときに
印刷物なので捨てようとした際、
それを見た友人が
「欲しい!」

今までのお礼がてら、
こんな物でよければと
差し上げました。
その後こんな形で
大切にしてくれてました。

ありがとうございます😊。

2017年9月15日金曜日

20周年

お友だちの美容室が20周年をむかえられました。


20周年を祝いスタッフみんなでオリジナルTシャツを制作。15周年と引き続き店長様よりデザインの依頼をいただきましたので、ご希望に添えるよう一所懸命やらせていただきました。お客様の粗品としてタオルも制作。
ありがとうございました。



2017年9月8日金曜日

『山崎 12年』ジャパニーズ ゴールド



仕事がら、どーしてもウィスキーのラベルデザインやボトルの造形に目がいってしまいます。1984年『山崎』が生まれたときにその思いはラベルや文字にも込められたそうです。日本らしいデザインということで漢字になったとのこと。

ここからはわたしの主観です。
山崎12年のゴールドは「ジャパニーズゴールド」とサントリーは言ってます。このゴールドはタダの輝く金(きん)ではなく、日本人の歴史や生活にある奥ゆかしさや一歩引いたイメージのゴールドに見えます。
それは日本画にも通づるところでもあるように思います。キンキラキンの金、それは見せたいばかりの主張する金。日本画の描き方に金箔や金泥を使ったあとに胡粉(ごふん)という貝の粉でできた絵具を薄っすら塗る技法があります。それはキンキラキンのギラギラを抑える効果があります。あえて輝かせない。
結果、金でも主張しない金となりますが、その向こうにある金は鈍く輝きを放ち、主役ではなく一歩引いたからこそ心に残る金となります。それこそが日本的なゴールドではないかと思うのです。もしかしたら当時のサントリーのデザイナーは、「山崎」にこの一歩引いたゴールドをイメージし思いを込めラベルに表現したのではないかと想像します。

「YAMAZAKI THE JAPANESE GOLD」

ハッハハハハ!

2017年8月23日水曜日

鳥井信治郎

もう止まらない。



水換え

本日ゲリラ豪雨をくらう。


ここのところ毎日、水とニラメっこ。

こんな天気ですが水の痛みも早いです。

3日ペースで水換えしてます。

21時帰宅後、溜まらず水換え。


魚の泳ぎにも勢いがあります。

この勢いでエサのペースも上げます。






2017年8月14日月曜日

白州

 またまた聖地へ行ってしまったのである。

山梨はサントリー白州蒸留所。







和らふ

いつもお世話になっている
『美容処 和らふ』様にご依頼いただいたTシャツが完成!

小さくてシンプルだけど、十分主張してます。何よりもカワイイですね。




お返し

誕生日のお返しとして。

Leather FRISK case



2017年7月30日日曜日

製品名『ディプト』

iPhone7に変えたことにより、

イヤホンも変わりました。


イヤホンて使う時にストレスを感じます。

なぜなら絡まってるから。

ホドクのにイラつきます。


イヤホンホルダー作りました。

Dipterocarpaceaeをイメージしました。

略して『ディプト』と名付けました。






変わらぬ

今回のレザー財布、表側は「牛 シボ型押し ブラック 2mm」を使用し、内側のカード入れ、コインポケットは「牛 サドルレザー ブラック 1.2mm」を使いました。

型押しのレザーはキズがつきにくいてます。長く使いたいと希望をいただきましたので、長年使っていただくのにはよろしい革かと思います。但しエイジングといわれる「経年変化」はあまり楽しめません。いわゆる成長がないわけです。良い言い方をすれば変わらないということ。楽しみ方は、人それぞれであります。

ファスナースナップには、いつもその方に合わせた取手をデザインさせていただいてます。今回の依頼者は小さな小箱などを大切にする方です。そんなイメージを形にしました。
ファスナー自体は復刻版ビンテージを取り寄せてました。


2017年7月28日金曜日

その人のために

依頼をいただいた財布を届けました。

「ありがとうございました。」


ツタナイ技術ですが喜んでいただけました。

彼は物をとても大切にする人です。

そして人も大切にする人。

そんな彼だからこそ仕事を引き受けました。


妙に話が合います。

感覚をわかってもらえます。

だから作品の良さもわかってもらえると思いました。



2017年7月25日火曜日

境界

「行った!行った!」

ココ思い出すわ〜


あ〜また行きたいな〜

山崎。


『山崎倶楽部』に入りました。

倶楽部から送られてきた蔵の画像。


先日、工場見学した時に

ココはスゴく心に響いた場所でした。

何かピン!ときたんです。


蔵の中はウィスキーの匂いに覆うわれています。

何万樽あるのでしょうか?

この扉を出る山崎の名水が流れてます。

ウィスキーの蔵は湿度が高くて

寒暖の差が少なくて

霧の多い場所が良いとされます。

蔵と外との境界がこの扉。



2017年7月23日日曜日

奇しくも

奇しくもハードを変えました。


当初電話で確認したところ、

「ハードではありません。」

と診断されました。

納得が出来ずバッテリーなども

交換しましたが治らず。


ならばソフトかと思い、

アプリをひとつづつ消して

確認しましたが治らず。


行き詰まり、

ハードを変えました。

バックアップは壊れていて

インストールできず。


結局、何が悪かったのか分からず、

初期設定でのスタート。

2年縛りの契約、

残り11ヶ月を背負っての

iPhone7Plus

高価な買物となってしまいました。



2017年7月17日月曜日

柴田製作所

本日はこちらへ。

最終日になってしまいましたが

2年前の感動を思い出しました。



そろそろ自分も秋の展覧会に向けて、

準備しないと!



いちじるし

本日の水換え終了。

船周りの草取り完了。




季節がらよく草も成長します。

稚魚の成長もいちじるしいです。





2017年7月15日土曜日

よーやく

何かと忙しくて手がつけられず、よーやく依頼されていた作品を作れそうです。しばしお待ちください。

大切なローファー


長年、大切にされていたようです。
しかしお手入れがされておらず、
革がカラッカラッ!になっております。幸いにもひび割れもほぼなく、まだ間に合いそうなので依頼を賜りました。

Before&After アイリッシュセッター


目立つシミはある程度消えました。革に保湿と栄養を入れコーティングをしました。カビ防止も入ってます。しばらくは雨にも負けませんよ。

ホホホホホ!




2017年6月24日土曜日

リメイク

「お気に入りトートのハンドルがボロボロでイヤだ〜!」

と黄色い声。

本人曰く、スゴく気に入って買ったトートバッグなのに、ハンドルがボロボロで糸がチョロチョロが気になって、どーしても人目を気にして使うきになれないらしい。


エナメルコーティングの革のようです。

予算のこともありますので、

雰囲気を変えないで長持ちができるよう

クロム鞣の革で作ろうと思います。


全て手で縫っておりますよん!

ホホホホホホホホホホ!



2017年6月10日土曜日

道のり長し

半年前から依頼をいただいております。未だ完成しておらず試行錯誤しております。悩んでは、降りてくるのを待ってます。依頼者の使い方を想像しながら作るので一筋縄にはいきません。

フフフフフ。😌



2017年6月9日金曜日

寿屋=サントリー

「山崎」の筆文字に込められた想いとは。

琥珀色に輝くボトルのラベルに筆文字で堂々と描かれた「山崎」の文字。よくみると、「崎」の「奇」の部分が、実は「寿」になっていることをご存知でしょうか。

1984年。高度経済成長がひとつの頂点を極め、日本が新たな豊かさを求め始めた頃、シングルモルトウイスキー山崎は誕生しました。

この「寿」には、サントリーの前身「寿屋」の時代から脈々と受け継がれてきたウイスキーづくりへの熱い想いと、ジャパニーズシングルモルトウイスキー第一号の門出を寿ぐ気持ちが込められているのです。


モルト

完全にハマりました。
しかしながら、良さがマッタク分からないので、お金を使って利酒(ききざけ)をすることが早道かと思いきや、そんな簡単な物ではなかったです。

どーやらジックリ時間をかけて楽しみながら理解することが早道のようです。ハハハハハハハハ!



2017年5月29日月曜日

本日最高30℃。
クーラー無し。

車は耐えられても、
人間が耐えられるだろうか…?

真夏到来ナリ。


2017年5月28日日曜日

竹鶴

前から気になってて、あるキッカケでどーしても見たくなりハマってしまいました。


『マッサン』。


その派生で日経経済新聞のコラム『琥珀の夢』を毎日読むようになりました。こちらもなかなかです!





2017年5月14日日曜日

友人の靴


 
インナーとソールはまだイケます。
しかしシワの入りやすい側面が
ヒビ割れちゃってます。
ザンネン!
もっと早くに手入れをしていれば…

できる限りのケアをしたいと思います。
一旦表面の乾ききった革に保湿をして一晩寝かします。それから磨きに入ります。

多くのお客様と会う仕事をしている友人ですから、
足元は輝いているにこしたことはありません。

これでしばらくは履けるでしょう。
ハハハハハ😆





2017年5月7日日曜日

あの♂で

あの死にそうな♂の一腹目5/6 の卵。

有精卵、無精卵は次の日にはわかります。

白くにごった卵は無精卵。

生成りは有精卵。

さて、どれだけの仔が産まれるかな。

明日には卵の中の目玉を確認できるでしょう。

4日後には孵化します。




そして本日も放卵する別の♀を発見。

あの♂で産卵を試みます。

今年はこの♂で卵を採りまくります。



2017年5月6日土曜日

早速、産卵


♀の負担を減らすために、

卵をしぼります。

その際に♂と掛け合わせます。



産卵

あの死にかけていた♂にスウィッチが入ってまして、予定していた♀の準備が間に合いません。急きょ別の池から産卵間際の♀とカップリング!



2017年5月4日木曜日

観察

昼間は20℃。

夜から朝にかけて11〜15℃。

いつも水温を確認してます。

人間が察して環境を作らねば、

魚は生きてゆけません。


季節、日の当たり方、風向き、水の深さから推測して年齢に応じたエサの与えかたや飼育場所を選びます。それは魚を長生きさせたいのと成長させたい期待があります。


今でこそ、水温と泳ぎ方でなんとなく魚の健康状態がわかるようになりましたが飼い始めた3年間ほど毎日朝昼晩の水温データを取り観察してました。そこからいろんなことが見えてきました。


今だに魚と共に暮し観察しつづけることで、何かが見えてくると信じながら続けてます。その何かを絵にすることが自分のアートなのであります。


「ハハハハハ😃」



2017年4月30日日曜日

キャンバストートカスタマイズ計画の巻

 以前の話ですが、キャンバス生地と革のコラボトートバッグが欲しくなりネットなどで探したところ、気に入ったトートが見つからず、結局市販のキャンバストートを買い取手(ハンドル)部分を剥がしカスタマイズ。


 その第2弾。

トートバッグの底部分が以前の白い革となってまして色がまず気に入りません。側面の台形デザインがどーしても納得できずヌメ革でトライアングルデザインに変えました。底面中身のクッション材も革に変更。


 取手はまあまあ焼けてきてますから、早く底面も焼けるよう使いまくりまっす!

ハハハハハ😙



復活!


3週間、薬漬けからのォ〜

「復活!」。


2017年4月27日木曜日

薬漬け

薬を投入しましたが、

状態は悪くなるばかり。

泳げなくなりつつあります。


思い通りにはいきませんね。



母の思い出

ムスメはすでに子どもが2人もいる立派なお母さん。

押入れから笑顔で出してきたのは、その昔初めてお母さんに買ってもらったというブランドバッグ。 

「昔はよく使ったけどさ〜今は使ってないね(笑)。大切にしてたけど、こんなになっちゃった(爆笑)。」

思い出が深過ぎて捨てられないそうです。


まあまあ革が焼けてイイ色になってますけど、シミが残念です。

「少しだけど、お手入れしてきましょうか?」


左Before 右After

これが今自分がやれる精一杯の仕事です。



2017年4月24日月曜日

ファスナー

アイテムに合わせて

ファスナーの長さを調整しますです。

ホホホホホ😀。


2017年4月23日日曜日

香炉

数年前から『香炉』にハマっております。

コレはひと目惚れであります!

富山に住む金工作家よる青銅香炉であります。


字の如く、お香を焚く器にございます。

お香は種類がめちゃめちゃあります。

自分好みを探し出すのも楽しみであります。

おもに香りを楽しむわけですが、

効果としては防虫効果もあるようです。

好みとして『白檀』の多く入った香りが

わたしは好きですね〜



2017年4月21日金曜日

JBOY

19の頃。

朝から夜遅くまでの仕事の日々。

週替わりにくる夜勤。

毎日毎日、機械ラインに身体を委ね、自動車関係で働いているから将来は安心なんだと自分に言いきかせ、それがなによりの幸せなんだと先輩に教えられ過ごしてました。


そんな日々が数年続き、身体とその安心感のズレが少しづつ自分を困惑させていきました。

いったいいつまでこんなことを続けるのだろう?

30歳、40歳、50歳になってもこのラインという仕事をやり続けているのだろうか?

結婚して子どもが産まれても夜勤を続けているのだろうか?

自分はどこに向かって行けばいいんだろ?

数年後、身体が悲鳴をあげました。


そんな毎日の中で、帰りの車で聴く『JBOY』は心を癒しました。何だか自分の向かう先に光を指していた気がします。

何十年も経って、今JBOYが体に染み渡ります。



2017年4月15日土曜日

金網デザイン

平日はグラフィックデザイナー。

休日は日本画家。

休日はイラスレーター。

休日はらんちゅうブリーダー。

休日は靴磨き。

休日は革細工。

はて?

自分の仕事が何なのか?

わからなくなってます。

ハハハハハ😆


そんなおり、

旅先で見つけた「金網アート」。

これは響きましたね〜

心揺さぶられるーーー!

実用とデザイン。

カッコ良すぎ!


日本画やイラストは実用ではない。

それはそれで良いのであ〜る。

しかしプロダクトデザインは

実用の中にあるカッコ良さが光ります。

シビれました。



2017年4月13日木曜日

ファスナー取付け

再度チャレンジ!
ファスナー取付けの巻

誰かに教えていただく機会もなく、
ルールも分からず
常に手さぐりでございます。

ショップに通い穴があくほど作品を観る。
ネットや本で道具の使い方を観る。
作品を買って徹底的に観る。
そこに必ず作り手の思いや技術が
忍んでいると信じてます。

これが自分のマニュアル。


2017年4月12日水曜日

ご夫婦の靴

ご夫婦に依頼をいただきました。


旦那さまは営業マン。

客先では色ハゲした靴とクタクタの靴は

恥ずかしくて履けないとあきらめてました。

新たに一足を購入したのを含めて3足。


奥様はフォーマル用の靴。

この手の靴はイベントが終わると、

大概はそのまま靴箱へ。

以来箱からの登場がなく、

汚れたまま革が乾燥しておりました。



すべて汚れを徹底的に落として、

キズやハガレをなおしての

栄養&保湿クリームをぶっ込。



雨の日にもきっと履かれるので、

薄くワックスをかけておきました。