日本画家 井木紫人について

2002年、素晴らしい金魚(らんちゅう)と出会いました。
らんちゅうの模様や泳ぎ、美しさ、形、すべてに魅かれました。
それから「誰も描いたことのない金魚画を描きたい!」
と思いはじめ伊藤若冲の鶏ように家の庭で本格的に金魚を飼い始めました。
より自然に近い形で飼育し本格的な飼育方法を学び試行錯誤を重ね、本当の金魚の楽しみ方を知りました。
そのすべてを絵にすることこそが自分の進むべき道だと考えました。

〜掲載誌とご購入について〜
日本画家 井木紫人の作品購入については(株)美術新星社 発行『美術市場2013』、株式会社美術年間社の『美術年間 art annual 2013』掲載に基づき1号=¥35,000よりとさせていただきます。

ART studio GENCOについて
『アートスタジオジェンコ』はイラストとデザインを中心としたブランドです。井木紫人は日本画、ジェンコはイラスト&デザインです。日本画作品とは価格が異なっております。



お問合せ先 ranchiu@hm10.aitai.ne.jp
日本画家 井木紫人

2011年4月30日土曜日

師匠

毎回驚かされます。
わたくしのランチュウ師匠のお宅です。
時々お伺わせていただいてます。
外はまだ朝晩が寒いので、産卵が遅れております。
しかしこちらはバッチリ卵、稚魚がおりました。
ガレージ改造されて温度管理された水槽がたくさん並んでます。
毎回、行く度にその設備に驚かされます。
産卵ジグもご自分で制作されます。
そのアイデアに、なるほど〜ってなりますね。
こちらは東錦の卵でした。
消毒されてますね〜
1週間経った稚魚にございます。
こちらは三河の国の天然記念物「地金(ジキン)」。
師匠は地金飼育も勢力的に行ってまして、岡崎、安城、刈谷、蒲郡、豊橋、の地金保存会でもご活躍しております。地金はこの地方でしか飼育されていない金魚なので、関東の方でも人気金魚だとか。高額で売買されることもしばしばとか。
地金はウロコの色が変わる時期にウロコをはがす。調色といわれる仕事をすることでも有名です。 今回はらんちゅうの仔は少ししかいませんでした。
しかし外の池では今か今かと産卵を待ち構えた魚たちが準備されてました。

2011年4月29日金曜日

あこがれの男


 この世界を知って以来、トリコになっております。
池上正太郎の世界にも引き込まれちゃってます。
もちろん!わたしの絵の世界の参考にもなっております。
敬意込めて、さいとう先生の鬼平をサラ〜っと描いてみました。
所作を含め、こんな粋な男になりたい・・・です。

2011年4月25日月曜日

伊藤若冲


今晩から4日間 BSプレミアムで「伊藤若冲」の番組が放送されます。
これは貴重ですよ。
ぜひぜひご覧下さい。

わたくし井木紫人がもっとも崇拝する画家です。
何が素晴らしいかって、
番組をご覧いただければそのすべてがご理解いただけるとおもいます。

シリーズ若冲ミラクルワールド 色と光の魔術師~“奇跡の黄金”の秘密に迫る~
BSプレミアム 4月25日(月) 午後9:00~10:30

江戸時代中期、華麗な色彩と細密描写で前代未聞の名作を残した画家・伊藤若冲(いとう・じゃくちゅう)。今回、皇室の名宝として名高い代表作『動植綵絵(どうしょくさいえ)』全30幅の撮影をNHKが初めて許可された。若冲はどのようにして、日本美術史上唯一無二といわれる色彩世界を生み出したのか。スーパーハイビジョンなど最先端の機器を使って『動植綵絵』の驚異のテクニックを詳細に分析。さらには、86000個のマス目で描かれた謎の屏風絵や、超絶技巧を駆使した水墨画まで、若冲の魅力の全貌を明らかにする。


シリーズ若冲ミラクルワールド カタチに命を吹き込む~細密表現と視覚のトリック~
BSプレミアム 4月26日(火) 午後9:00~10:30

江戸時代中期、華麗な色彩と細密描写で前代未聞の名作を残した画家・伊藤若冲(いとう・じゃくちゅう)。今回、皇室の名宝として名高い代表作『動植綵絵(どうしょくさいえ)』全30幅の撮影をNHKが初めて許可された。若冲はどのようにして、日本美術史上唯一無二といわれる色彩世界を生み出したのか。スーパーハイビジョンなど最先端の機器を使って『動植綵絵』の驚異のテクニックを詳細に分析。さらには、86000個のマス目で描かれた謎の屏風絵や、超絶技巧を駆使した水墨画まで、若冲の魅力の全貌を明らかにする。


シリーズ若冲ミラクルワールド “国際人”JAKUCHU~千年先を見つめた絵師~
BSプレミアム 4月27日(水) 午後9:00~10:30

江戸時代中期、華麗な色彩と細密描写で前代未聞の名作を残した画家・伊藤若冲(いとう・じゃくちゅう)。今回、皇室の名宝として名高い代表作『動植綵絵(どうしょくさいえ)』全30幅の撮影をNHKが初めて許可された。若冲はどのようにして、日本美術史上唯一無二といわれる色彩世界を生み出したのか。スーパーハイビジョンなど最先端の機器を使って『動植綵絵』の驚異のテクニックを詳細に分析。さらには、86000個のマス目で描かれた謎の屏風絵や、超絶技巧を駆使した水墨画まで、若冲の魅力の全貌を明らかにする。


シリーズ若冲ミラクルワールド 黒の革命~水墨画の挑戦者~
BSプレミアム 4月28日(木) 午後8:00~9:30

江戸時代中期、華麗な色彩と細密描写で前代未聞の名作を残した画家・伊藤若冲(いとう・じゃくちゅう)。今回、皇室の名宝として名高い代表作『動植綵絵(どうしょくさいえ)』全30幅の撮影をNHKが初めて許可された。若冲はどのようにして、日本美術史上唯一無二といわれる色彩世界を生み出したのか。スーパーハイビジョンなど最先端の機器を使って『動植綵絵』の驚異のテクニックを詳細に分析。さらには、86000個のマス目で描かれた謎の屏風絵や、超絶技巧を駆使した水墨画まで、若冲の魅力の全貌を明らかにする。


2011年4月24日日曜日

挑戦




雨ザーザーの寒い土曜日でした。

昨年死んでしまった方、新たに飼われる方、再度チャレンジされる方。
それぞれが新たな楽しみを持ってらんちうランドへ。
その後、それぞれの家へそれぞれの池へ放たれました。
それぞれが楽しまれることを望みます。
それがHappy Ranchiu Life !なのです。

2011年4月18日月曜日

とこやまさん

 いつもお世話になってる、ポンコツ村の床屋さん。
ず〜っとわたくしの作品飾らせていただいてます。
今回も作品を変えさせていただきました。
20年近いお付き合いです。
『BARBER増岡(バーバーマスオカ)』

いつもありがとうございます。

2011年4月17日日曜日

産卵準備

 さてここのところ昼間は15℃いきますね〜
水温ですよ。
暖かいです。
残念なのは朝は10℃切るときもあります。
とはいっても、魚は待ってくれませんから、準備はしておかなければなりません。
毎年春は、ここにも船を出します。
何せ、池の数が足りませんので産卵用の池が必要となります。
産卵はネラッた、オスとメスでかけあわせます。
そうすることで、最高の仔が産まれるプロセス。
 さて、今年は小さいけど昨年から冬超えした二歳魚のオスで卵とります。本来は三歳くらいの親がイイのですが、我家には良くできた三歳がいないので今年はコレでいきます。シッカリえさ与えて大きくしたいと思います。

ひとつづつ

 各団体の年度末の節目が終わりました。
まずはとりあえず一つ終わりましたね。
でまた、新たな仕事のはじまりです。
写真編集と新聞作りが始まります。
発行7月、〆切は6月30日。
あれ?・・・絵の〆切とカブッてるじゃん!
「やべーーーー!」


案内状

案内ハガキ1500枚とポスターが出来上がってきました。
あとは作品案内要項の書類を作らないといけないので、Macをブンブンまわさないといかんのです。ほんでもって筆もブンブンしなきゃならんし、いそがしわーーーー!

2011年4月14日木曜日

お詫び


<20周年Tシャツ作成のお話とお詫び>

 「とりあえず、たくさんのご注文ありがとうございます!」
Tシャツの出来上がりはいつですか?、
まだですか?、
早く着たいな〜、
キッズサイズは無いの?
たくさんの声をいただいております。
しかしながら他にも今まで出会った方、お世話になった方々、たくさんの人たちにも声をかけさせていただいてます。そして現在6月に愛知県美術館で行われる、春の『第31回 彩画展』めざして死にものぐるいで100号を描いてます。夏までには着ていただけるよう努力いたします。もうしばらくお待ちください。
「すいません!」





2011年4月10日日曜日

ゾロるの巻

「ロロノア・ゾロ」
三刀流
わたしもいつも三刀流・・・です。
下絵を仕上げる・・・の巻
迫りくる6月の〆切。

2011年4月9日土曜日

紙 その3

最後は風通しの良い所に干します。
ただし!ど真中に水を打つ!
なぜなら側面部ののり部分が先に乾くようにしたいので〜す。
昔の人は頭イイっすね〜
障子紙も霧吹きでシュッ!シュッ!すればパッキーーーーン!

紙張り その2

お湯を沸かしときます。
少しづつのりを溶かしていきます。
ツブツブが残らないようにゆっくり。
のり刷毛(はけ)でヌリヌリ。
ひっくり返して貼る。
最後はのり代部分(パネルの側面部)に原液ののりをシッカリ隙間無くヌリヌリ。

折ってこするようにしてシッカリつけます。
引っ張ってシッカリ貼ります。
これを上手くやらないと、仕上げてから紙に絵具を塗るとシワが出て描きにくくなります。
昔はよくシワシワになりました。

春の展覧会へ 紙張込みの巻

え〜っと、やっと紙が貼れる時間ができました。
6月までに仕上げなければばりません。
日本画用の紙、鳥の子紙を張り込みます。
今回は時間も無いので100号にしとこ〜っと!
100号は「162×112cm」
紙は5尺×7尺であります。
なんと¥8000もしまっせ!
安いほ〜だけど〜
「タケーーーーー!」

パネルのサイズで切ります。のり代を残して。
ほんでさっきの鳥の子とは別に、裏打ち用の紙を用意します。
裏打ちとは紙を破れないように強化させる裏側に貼る紙どえす。
鳥の子よりも薄いのである。
障子紙みたいな感じです。
この裏打ち紙を横の紙と重なる寸法で切ります。
重なるとより強化してしっかりくっつきます。
日本画の絵はパネルに張り込むわけですが、のりの付く部分は側面だけなのです。
絵が描かれる部分はパネルから浮いているのであります。油絵も一緒だけど。
なので、紙が太鼓状態になるわけです。秋の乾燥する時期となると、本当に太鼓のようにパネルがソッて少々曲がって、紙はピーーーン!と張るのです。で、6月の湿度の高い時期は紙は緩むのであります。紙は湿気を吸いますので紙、いや絵はいつも呼吸しているのでございます。
だから長持ちするんですよね〜
こんな感じで重なりますです。
ここで洗濯のりを用意して、トロトロ〜っと出す。
今時は洗濯のりとはいいませんが、障子を貼るのりと一緒です。
昔は洗濯に入れたらしい。で、エリがパッキパッキにしてたみたい。

2011年4月2日土曜日

春っぽい


ポンコツ村の「らんちうランド」にもなんだか春がやってきました。
いまいちの暖かさなので、なんとなくなんですが。
朝晩はまだ寒いっす。
朝は3℃っす。

YouTubeはこちら↓
http://www.youtube.com/watch?v=L91IGz5dDH0