日本画家 井木紫人について

2002年、素晴らしい金魚(らんちゅう)と出会いました。
らんちゅうの模様や泳ぎ、美しさ、形、すべてに魅かれました。
それから「誰も描いたことのない金魚画を描きたい!」
と思いはじめ伊藤若冲の鶏ように家の庭で本格的に金魚を飼い始めました。
より自然に近い形で飼育し本格的な飼育方法を学び試行錯誤を重ね、本当の金魚の楽しみ方を知りました。
そのすべてを絵にすることこそが自分の進むべき道だと考えました。

〜掲載誌とご購入について〜
日本画家 井木紫人の作品購入については(株)美術新星社 発行『美術市場2013』、株式会社美術年間社の『美術年間 art annual 2013』掲載に基づき1号=¥35,000よりとさせていただきます。

ART studio GENCOについて
『アートスタジオジェンコ』はイラストとデザインを中心としたブランドです。井木紫人は日本画、ジェンコはイラスト&デザインです。日本画作品とは価格が異なっております。



お問合せ先 ranchiu@hm10.aitai.ne.jp
日本画家 井木紫人

2017年9月15日金曜日

20周年

お友だちの美容室が20周年をむかえられました。


20周年を祝いスタッフみんなでオリジナルTシャツを制作。15周年と引き続き店長様よりデザインの依頼をいただきましたので、ご希望に添えるよう一所懸命やらせていただきました。お客様の粗品としてタオルも制作。
ありがとうございました。



2017年9月8日金曜日

『山崎 12年』ジャパニーズ ゴールド



仕事がら、どーしてもウィスキーのラベルデザインやボトルの造形に目がいってしまいます。1984年『山崎』が生まれたときにその思いはラベルや文字にも込められたそうです。日本らしいデザインということで漢字になったとのこと。

ここからはわたしの主観です。
山崎12年のゴールドは「ジャパニーズゴールド」とサントリーは言ってます。このゴールドはタダの輝く金(きん)ではなく、日本人の歴史や生活にある奥ゆかしさや一歩引いたイメージのゴールドに見えます。
それは日本画にも通づるところでもあるように思います。キンキラキンの金、それは見せたいばかりの主張する金。日本画の描き方に金箔や金泥を使ったあとに胡粉(ごふん)という貝の粉でできた絵具を薄っすら塗る技法があります。それはキンキラキンのギラギラを抑える効果があります。あえて輝かせない。
結果、金でも主張しない金となりますが、その向こうにある金は鈍く輝きを放ち、主役ではなく一歩引いたからこそ心に残る金となります。それこそが日本的なゴールドではないかと思うのです。もしかしたら当時のサントリーのデザイナーは、「山崎」にこの一歩引いたゴールドをイメージし思いを込めラベルに表現したのではないかと想像します。

「YAMAZAKI THE JAPANESE GOLD」

ハッハハハハ!