日本画家 井木紫人について

2002年、素晴らしい金魚(らんちゅう)と出会いました。
らんちゅうの模様や泳ぎ、美しさ、形、すべてに魅かれました。
それから「誰も描いたことのない金魚画を描きたい!」
と思いはじめ伊藤若冲の鶏ように家の庭で本格的に金魚を飼い始めました。
より自然に近い形で飼育し本格的な飼育方法を学び試行錯誤を重ね、本当の金魚の楽しみ方を知りました。
そのすべてを絵にすることこそが自分の進むべき道だと考えました。

〜掲載誌とご購入について〜
日本画家 井木紫人の作品購入については(株)美術新星社 発行『美術市場2013』、株式会社美術年間社の『美術年間 art annual 2013』掲載に基づき1号=¥35,000よりとさせていただきます。

ART studio GENCOについて
『アートスタジオジェンコ』はイラストとデザインを中心としたブランドです。井木紫人は日本画、ジェンコはイラスト&デザインです。日本画作品とは価格が異なっております。



お問合せ先 ranchiu@hm10.aitai.ne.jp
日本画家 井木紫人

2011年5月30日月曜日

挿絵

 6月7日からいよいよ展覧会がはじまります。
詳しくはHPサイドバーの<お知らせ>の『彩画展』をどーぞ。

後援は愛知県、名古屋市、各教育委員会、中日新聞、東海テレビ放送です。
よって展覧会会期中に中日新聞ー地方版(三河版)にわたくしども会員のスケッチ、挿絵が掲載されます。それも含めてご覧下さり、展覧会にも足を運んでくださると嬉しいですね。
 
 わたくし井木紫人も金魚(らんちゅう)のスケッチをサラ〜ッと描いときました。
6/7〜12日のどこかで掲載されると思います。お楽しみに。

2011年5月29日日曜日

黒タイプ

 黒もなかなかシマリますね。
ロゴと袖と襟の黒が同色なので、イイ感じ〜
シンプルでっす。

詳しくは、サイドバーの
『20周年記念オリジナルTシャツ』をポチ!
写真載っけてます〜

2011年5月28日土曜日

日本画の絵具&画家の色

 いつもお世話になって、我々の展覧会の後援をしていただいてます。
老舗の絵具屋さん「森荘」。
日本画の筆、紙、膠、額、材料全てを売る専門店です。
名古屋で日本画を扱う専門店はココを含め2店舗しかないです。
簡単にいえば愛知県で活躍する日本画作家はみんなココに来るってことですね。
一流も素人も。
 今回も広告に載させていただく為、営業しにきました。
いつも伺えばいろいろ勉強にもなって、アットホームなお店なのです。
描く側ではなく、提供する側のお話も我々には役にたちます。
 日本画の絵具は特殊です。
地方の職人が石を細かく砕き、粉状にしたものがこちらに商品として並びます。
15種類の粒の粗さで売られてます。同じ色でも粒が細かいと薄く淡い色となるのです。
この粒の粗さと色をうまく使い分けるのも画家の見せ所かと思いますね〜
こんなふうに岩絵具に囲まれていると、心がフワ〜っと気持ち良くなります。
何とも言えぬ気持ちで、言葉では言い表せないのです。
多分、わたしだけではないでしょう。
次の作品の構想がグイグイ湧いてきます。
 日本画の色絵具は『岩絵具』といい珊瑚や石から採られてます。
中には宝石のような石も砕かれ、我々の絵具となります。
ここにある緑の石は「緑青」といわれる天然石の色となるのです。
本当に奇麗ですよ。天然の岩絵具は。
 これは白色になる貝ですね。日本画の世界では「胡粉(ごふん)」といいます。
ひな人形の顔にも使われる白ですね。
牡蠣です。我々が食べる牡蠣より貝の層が分厚いのです。
これの内側をすり潰した粉が胡粉となります。
 ご覧の通り、岩絵具はお金と手間のかかる絵具なので、
日本画の絵は高いんでしょうね。
それと天然の岩の絵具なので変色しません。
永遠の色なのです。
なので、何百年も前の絵が色も変わらずに残ってるんですよね〜
天然色がそれぞれが絡み合ったり、混ざり合ったりして織りなす色が日本画なのです。
厳密に言えば混ざりません。重なりあったりすることで混ざったように見えるのです。
たくさんの色が重なりあえばあうほど、色に深みが出てきます。それは濃い色でも、淡い色でも一緒なのです。薄い色ばかり使って重ねていけば、薄い淡い色の深みがでます。それはえも言われぬ、その人の色となるのです。

ホーーーホホホホホホホ・・・・。

2011年5月25日水曜日

お客様 各位

   「20周年記念らんちゅうTシャツ」
             を買っていただいたお客様各位へ

 今回作ったオリジナルTシャツを作る際、印刷会社とのやり取りの中で問題視されたのは線の太さでありました。それはシルクスクリーン印刷で表現できる限界の線の太さは1ポイント(0.35mm)以上、1ミリ以上指定という会社もあります。線と線との間も0.3〜0.5mmは必要とされます。
今回のらんちゅうTシャツは線太は0.3mm以下部分もあります。印刷会社としては保証できる限界があるわけで半分拒否されました。だいたいこんな細い線で全体を表現するTシャツってあまり世にありません。承知の上で、どうしてもやって頂きたいとゴリ押しでお願いし作っていただきました。
 
 井木紫人の真骨頂は線の細さにあります。
金魚を表現するにはウロコ、ヒレを極限の細さで表現することで、
しなやかさと柔らかさが実現されるのです(肩のイラストを含め)。
そんなわけでムリクリで作ったTシャツでございます。
どうぞ末永く、ボロ〝ぞうきん〟となるまで使ってやってください。

         <心配される方へ>
Tシャツはひっくり返していただいて、ドライコースで洗濯してください。ドラム乾燥器は避けてもらった方がよろしいかと思います。

2011年5月24日火曜日

文字を愛する男

 いよいよ金魚が泳ぎ始めました。
「真夜中のダンディ」を聞きながら、久々の徹夜を試みる。
そして〆切がギリギリに迫り、架橋へ。

今回の作品100号、画題は「」とします。
漢字に強い友人にイメージを伝え、
そこから相応しい漢字を探してもらいました。
漢字一文字でイメージする。
より作品を想像させます。

そんな漢字の素晴らしさは、彼に教わった。
心より「指輪物語」を愛する彼である。
いつもありがとう!




2011年5月19日木曜日

初版印刷の巻

 ご注文いただいたみなさま、ありがとうございました。
とりあえず、初版注文いただいたみなさまの分の印刷ができ上がりました。
後日メール等でお渡しする連絡いれますね。

とりあえず〜こんな感じで予想以上にイイ感じとなりました。
今日も何人かの方にご注文いただきました。
次の印刷となりますが、ありがとうございます。
後ろの襟もこんな感じでカワイイっす。
正直、無理して3カ所印刷にして良かったと安心。
お金はかかったけど、イイ仕上がりにホッとしてます。

初版印刷でテストカラーにも挑戦。


2011年5月15日日曜日

追込み Ⅱ

こちらも追込んでます。
展覧会の目録。

もうーー!Adobe Illustrator CS5もブン!ブン!に回してます!
以前までは印刷会社にすべてお願いしてました。
今はわたしがすべて作ってます。
時間とお金、面倒な打合わせが節約できます。
データもメールで送って、OK!


追込み!

〆切が近づいてますので、追込んでいます!

なかなか泳ぎださないので苦労してます。
早く絵のなかで泳いでほしいです。


2011年5月14日土曜日

King Zodia


 Zodiaのパターカバーです。
新作なのだそうです。
Zodiaといえば特注クラブとあの青木功さんや石◯◯くんが使ってるって事でも有名ですよね。
アパレルでいえば、最近は「TMT」とのコラボファッションでもメキメキきてますよね。
http://shop.tmt-classic.com/

 「じゃじゃ〜〜〜ん!」
この王冠をあしらったロゴ、わたくし井木紫人がデザインさせていただきました。
刺繍で出来てるようです。
「King Zodia」と名付けました。
今回パターカバーの新作で登場、数に限りがあるようです。
ご注文はこちらのブログから、
http://www.zodia.biz/

2011年5月11日水曜日

イメージの背景

今回は5月のイメージでいきます!
バック(背景)途中ですが、こんなイメージ!

これからドンドン、色重ねていきます。
ドンドン後ろへ後ろへおくって行きますよ〜
ほとんどこの模様消えてしまうと思いますが。

最後はどんなことになってんだろ〜


2011年5月9日月曜日

稚魚餌システム

 数匹卵からふ化した稚魚を確認しました。
慌てて稚魚システムをセッティングしてます。
稚魚は口が小さいので、稚魚用のエサを作ります。
 絵を描いてる部屋に強引に毎年このシステム作ってます。
これからは毎朝4:30起きーーの、稚魚エサやりーーーの、絵を描きーーーの。
親魚の水換えも控えておりますので、忙しいーーーーのでございます。
毎日こんな生活となります。
 毎日海老の仔を人工的にふ化させます。
20%の海水作ります。
海老の卵をサラサラサラ〜っと入れまっす。
ヒーター20℃に設定しまっす。
で、エアーレーションをガンガンに入れると、あら不思議24時間後に海老の赤ちゃん生まれまっす!
 絵の新作もそろそろ架橋に入りつつあります。
ここからが勝負でごぜーやす!


2011年5月8日日曜日

2011 初しぼり

おっ!メスのおしりからポロポロリン
あ、あっ!アレエレレレレレレ!
「あっかーーーーーーん。」
卵がこぼれ出ちゃってまっすーーーーーー!
ってことで、オスから精子をしぼり、メスからは卵をしぼり出します。
これを同時に行わないと受精しません。
精子の出るオスが1匹しかいなかったのと、精子の出も悪く完璧な受精はできず。
1/3しか受精しませんでした。
すべての帳尻合わせは難しいです。
受精後はオスとメスは分け、メスはしばし休ませます。

2011年5月5日木曜日

http://www.youtube.com/watch?v=dAkP7cGmRcQ
YouTubeからご覧下さい。
タイトルは「ポンコツ村の春」

「ホンマ癒されるわ〜」



2011年5月4日水曜日

産卵を待つ

 産卵の準備してます。
師匠の形を参考にしました。
 温度は徐々に上がってます。
暖かい日は水温15℃、続くと嬉しいのですが。
くもりの日もあるので、思い通りにはならないですね。

2011年5月3日火曜日

初版印刷(らんちゅうTシャツ)

 らんちゅうTシャツ〜お待たせ致しております〜
やっとやっと印刷会社へ行ってまいりました。
データ入稿×生地×枚数等の打ち合わせをしまして、
無事印刷となります。
20周年のTシャツなので、展示会等でジャンジャン着てますので、見てやってください。
今回は初版印刷です。また後日追加の注文をいただければ発注する予定をしてます。

今回注文いただいたお客様分は※5月18日に完成いたします。
ご注文いただいた方にはメール等で連絡いたしますので、よろしくです。

2011年5月1日日曜日

ペイント・カスタム

 只今、作品制作に行き詰まっております。
「ん、、、、、、」
頭ん中パンクしてます。
息抜きでこちらに行ってきました。
以前、特徴あるピンストライプの筆のことで相談したことがあります。
日本では有名中の有名ですね。
この人。
招猫にピンストでも有名です。
日本の車、バイクのペイントカスタムシーンでも欠かす事のできない人です。
展示会の期間が短いです。
4/30〜5/2まで
明日までです。
車のボディ、バイクのタンク、フレーム、ヘルメット、サングラス、etc
有りとあらゆる物に描かれますよ。
展覧会も何年かに1度しか行われないので、今回をお見逃し無く。

詳しくはこちらのブログで見て下さい。
http://www.mandkcustomsigns.com/