日本画家 井木紫人について

2002年、素晴らしい金魚(らんちゅう)と出会いました。
らんちゅうの模様や泳ぎ、美しさ、形、すべてに魅かれました。
それから「誰も描いたことのない金魚画を描きたい!」
と思いはじめ伊藤若冲の鶏ように家の庭で本格的に金魚を飼い始めました。
より自然に近い形で飼育し本格的な飼育方法を学び試行錯誤を重ね、本当の金魚の楽しみ方を知りました。
そのすべてを絵にすることこそが自分の進むべき道だと考えました。

〜掲載誌とご購入について〜
日本画家 井木紫人の作品購入については(株)美術新星社 発行『美術市場2013』、株式会社美術年間社の『美術年間 art annual 2013』掲載に基づき1号=¥35,000よりとさせていただきます。

ART studio GENCOについて
『アートスタジオジェンコ』はイラストとデザインを中心としたブランドです。井木紫人は日本画、ジェンコはイラスト&デザインです。日本画作品とは価格が異なっております。



お問合せ先 ranchiu@hm10.aitai.ne.jp
日本画家 井木紫人

2013年1月25日金曜日

見直し




描きあげてからは毎日眺めてます〜客観的に眺めるのが、だ〜い好き。
あんな角度から、こんな角度から、遠くから、近くから…
手間と時間を思い起こしながら。

あっ、そうだ!そうだ!ココを描き忘れてた、コチョコチョ!とか。

 やがてダメだしが始まる。
光と影、線と面、…金属の形状や質感を想像しながら。
納得出来ない個所を見つけては直して、直しては印刷して。
その繰り返しの結果、作品となります。

印刷モノだからといって手を抜くとスグに手抜きがバレます。手抜きが多いと安っぽくなりがちです。それはイラストに限らず、日本画も同様です。なんでも一生懸命に描いたモノは人を魅了させます。魅了させられないから、一生懸命に描きます。その方法しか知りません。