日本画家 井木紫人について

2002年、素晴らしい金魚(らんちゅう)と出会いました。
らんちゅうの模様や泳ぎ、美しさ、形、すべてに魅かれました。
それから「誰も描いたことのない金魚画を描きたい!」
と思いはじめ伊藤若冲の鶏ように家の庭で本格的に金魚を飼い始めました。
より自然に近い形で飼育し本格的な飼育方法を学び試行錯誤を重ね、本当の金魚の楽しみ方を知りました。
そのすべてを絵にすることこそが自分の進むべき道だと考えました。

〜掲載誌とご購入について〜
日本画家 井木紫人の作品購入については(株)美術新星社 発行『美術市場2013』、株式会社美術年間社の『美術年間 art annual 2013』掲載に基づき1号=¥35,000よりとさせていただきます。

ART studio GENCOについて
『アートスタジオジェンコ』はイラストとデザインを中心としたブランドです。井木紫人は日本画、ジェンコはイラスト&デザインです。日本画作品とは価格が異なっております。



お問合せ先 ranchiu@hm10.aitai.ne.jp
日本画家 井木紫人

2017年3月30日木曜日

トリッペン!

「じゃん!トリッペン」


お手入れの依頼。

靴の痛みはあまりありませんが、革は乾燥してカチカチになってます。しかもカカトを踏んだままの状態で固まってます。小さなキズと擦れがたくさんあります。インナーソールをはがしたらカビだらけで、底面ソールも乾燥してます。




表面が乾燥しきってていきなりクリームを入れるのは怖いので、とりあえず薄い栄養クリームを軽く入れてみます。様子を見て柔らかくなった革にシューツリーを入れてカカトのシワをのばし整え、また様子を見て乳化性クリームを入れました。ソールにも専用クリーム。最後にシューレースのガサガサをライターであぶり、最後ロウ引きにてコーティング。



2017年3月26日日曜日

滑止め

Before+After


今回は滑り止めとして

取手部に紫色のヌバックを使用。



遺品整理

遺品整理のためいただきました。捨てるつもりだったけど、絵の参考にしてくださいといただきました。


 

この手の画集にはそれなりの価値があります(値段は判りません)。企画展の画集はその時だけに撮影され印刷された画集が多いからです。亡くなった方も、それを知ってか?展覧会が気に入ったからか?分かりませんが、ご自宅の本棚に並べていたに違いないと考えてます。




きっとこの展覧会に足を運んで感動したから購入したのでしょう。一般的には2000〜2500円はします。一般の方は観ることはあっても、わざわざ買いません。感動を家に持ち帰りまた感動したい人というのはなかなかいません。


ありがとうございました。

参考にさせていただきます!


2017年3月25日土曜日

ペーパーナイフ制作の巻


気に入って買ったペーパーナイフ。

ケガをしないようにとワケのかわからんお土産の包装紙を巻いてケースにしてました。日が経つごとに、なんだか気に入ったナイフなのになぜケースがこれなんだ!という残念な気持ちとなり、そのショボに我慢ならず革で作ることに。


なにせ素人がデザインから制作までチマチマ作るんでとにかく時間がかかります。ケースごときで1日かかっていては売り物にはなりませんね。

ハハハハハ!


「ちなみに茄子ではない!🍆」


せっかくなんで、今回は靴磨きのテクニックを応用してみました。フフフフフ…。



春の水換え

6面の池の水換え完了!

まだ水温低めですので、

塩を投入しました。

ここからは、

毎週の作業となります。



《素人の靴磨き大作戦》


今回は女性ショートブーツ。気に入ってるからまだまだ履きたいとのこと。マッタクお手入れをしていないということですので、これまでの汚れを落とし保湿クリームを入れます。


この靴はソールが革ですので靴底用クリームで革を整えます。コバのキズも目立ちますので修正します。ヒールもキズだらけなので修理しました。



2017年3月20日月曜日

Switch ON !



「ポコンツ村の朝晩はまだまだ寒いです。」

昼間は若干の春を感じ始めました。寒暖差は魚にとって負担がかかります。しかしながら温度が上がれば水温も上がりますので、水中の細菌も活発になります。病気にかかりやすくなるのです。


このタイミングでシーズン初の水換えとエアーレーションのswitchをON !します。このタイミングが大切であります。いっきにすべての水を新しい水に替えることはできません。魚に負担がかかります。青い水を少しづつ薄くしていきつつサラ水を混ぜてゆきます。エアーを入れることで水を回し魚を活性させます。



2017年3月12日日曜日

お礼 2

《定年まぎわのお礼 2》


2足目!

「プレントゥ」

よろこんでいただけたら、

幸いであります。



お礼

《定年まぎわのお礼》


以前にお世話になって、

いろいろ勉強させていただいたり、

展示会にも足を運んで下さいました。


「何かお礼はできませんか?」

「何も要らないよ。」

「それなら!革靴を磨かせていただけませんか?」

「あ、あぁ〜」


できる限りの修理と磨きを施したいと思います。

お年を召していても、足下が輝いていると上半身もなぜか輝いて見えます。そしてイカしてます!持論ですが。



2017年3月11日土曜日

the COKE !

「す、す、すごい!」

久々にマニアのお宅へ。


「ホントにスゴかった!」

コカコーラだけの

コレクションルームなり。


《オモシロ話》

1931年にサンタクロースをモチーフにコカコーラカラーにして宣伝したことから、世界中に赤白サンタのイメージが広がったらしいです。それまでのサンタはブルーとかグリーンとか決まったカラーではなかったらしい。

コカコーラのチカラ、スゴッ‼︎



2017年3月10日金曜日

7年目

車検から帰ってきました!

オーナーになって7年目。

1966年製でありまして、

御年51歳であります。


最近は大きなトラブルもなく、

安心して乗れてます。


決して速い車ではありませんが、

このノンビリ感が好きですね〜



コバ磨き

いよいよ佳境となりました。
オーナーさんは気づかないと思いますが、今回はコバを磨きます。切りっぱなしの革なので時間が経って乾いてくるとコバがガサガサになってきます。「コレを良しとするか」ですが今回は磨かせていただきました。レザークラフトの工具を使って磨きます。もし良しとしなくとも、いずれコバはガサガサになってきます。ガサガサは水に触れると水分を吸収しやすいのでカビの原因にもなろうかと思います。雨にさらされても、できる限り家に帰って乾拭きだけで済むようにしてあげたいと思ってます。


2017年3月8日水曜日

オーロラシューズ

靴磨きの依頼をいただきました。

フェルナンドレザーのオーロラシューズことミドルイングリッシュ。20年近く前の靴なのだそうです。オーナーはこの靴が大好きなんだけど、カビも取れなくなってしまい履くのをあきらめていたようです。


できる限りのお世話をさせていただこうと思います。実はボクの欲しい靴のひとつでして革質が良いので意外に高価な靴なんです。


革が乾いているので、切れないよう丁寧にベルトをバラしてしっかりカビを取ります。削れているコバはペーパーで整え、全面にしっかりデリケートクリームを染み込ませ栄養を入れます。その後、表面に油分多めの乳化クリームをぶっ込み、最後はブラッシングで整えます。これで革の中は栄養と保湿が入り、外側は油分で雨や湿気から靴を守ります。


黒のオーロラですが、イイ感じで色が落ちててヤレてますので黒い補修クリームは塗らず色落ちを残しつつ磨きました。ソールは減っていないので、まだまだ履けますね!オーナーの喜ぶ顔が見たいですわ。ハハハハハ!




2017年3月7日火曜日

プロをたずねる


南青山にある靴磨き職人を訪ねてまいりました。靴磨きの本を何冊か読んだ中でイチバン響いた方でした。理想的な解説でありまして、実際にどんな方なのかお話を聞ききたくて訪ねました。

お店はとても素敵でシンプル。人の出入りが多い時間帯だったのか、靴を引取りに来る方、磨きに出す方、修理に出す方でひっきりなしでした。予想通りの職人のお店でした。キッチリとした仕事、どなたも変わらぬ丁寧な対応と気づかい。そんなお店がわたしは好きです。


2017年3月4日土曜日

休日なしの日々でした。

『金』の絵、完成。

休日の呪縛が解かれました。

ハハハハハ😇

半年は長かったわ〜!


依頼作品でありましたので、

公開はまたの機会に。



よみがえり計画 5

キズはなおせました。

ひび割れはなおせませんでした。

もっと修行します。



よみがえり計画 4

何年もの間、な〜んもお手入れしていなかったツケが今まわってきました。保湿していなかったので革が堅いわ〜縫針が入らない。



よみがえり計画 3

アッパー横とツマ先のキズと擦れを修正。補修クリームの色が合わないので調色してヌリヌリ。



そーいえばあの頃サドルの糸が切れてから履くのが嫌になったのを思い出しました。今ならなおせます!まずは糸をロウ引きしてチクチク。




よみがえり計画 2

ソールとコバはカラッカラッ!に乾いてますので、まずオイルをブッ込みます。



よみがえり計画


25年前の誕生日にいただいたガーバンデイのローファー。糸が切れて、ガリッ!と削れて、ツマ先は擦れて、カカトひび割れしてしまいました。


放置状態が長く、完全に革が乾ききってます。

恥ずかしくて履けねえ〜わ。


「もうヤダ!

捨てよう!」



2017年3月1日水曜日

仕事いただきました。


今回はリペア。

削れた部分は完全とはいえませんが

栄養クリーム入れて、

ひたすら磨きます。


できる限り、雨に耐え

キズがつかないようにします。