日本画家 井木紫人について

2002年、素晴らしい金魚(らんちゅう)と出会いました。
らんちゅうの模様や泳ぎ、美しさ、形、すべてに魅かれました。
それから「誰も描いたことのない金魚画を描きたい!」
と思いはじめ伊藤若冲の鶏ように家の庭で本格的に金魚を飼い始めました。
より自然に近い形で飼育し本格的な飼育方法を学び試行錯誤を重ね、本当の金魚の楽しみ方を知りました。
そのすべてを絵にすることこそが自分の進むべき道だと考えました。

〜掲載誌とご購入について〜
日本画家 井木紫人の作品購入については(株)美術新星社 発行『美術市場2013』、株式会社美術年間社の『美術年間 art annual 2013』掲載に基づき1号=¥35,000よりとさせていただきます。

ART studio GENCOについて
『アートスタジオジェンコ』はイラストとデザインを中心としたブランドです。井木紫人は日本画、ジェンコはイラスト&デザインです。日本画作品とは価格が異なっております。



お問合せ先 ranchiu@hm10.aitai.ne.jp
日本画家 井木紫人

2012年3月31日土曜日

思い出

<展覧会の時のお話>

以前、印刷関係の仕事でお世話になったからのお手紙。
展覧会に来てくださって、
昔話に花が咲く。
もう定年間際のお客様。

モトグッチのカリフォルニアってモデル。
年式は忘れてしまいましたが、古いらしい。
当時生産台数も少なく手に入りにくくて、
少ない給料で買えなくて
親に借金して買ったとか。

その頃の思い出を語ってくれました。
しばし歳を超えた時間を感じましたね。
同じバイク好きの語らいでした。
それぞれのバイクの思い出があります。



2012年3月30日金曜日

うみんちゅう

友人からの便り
昨年作った、らんちうTシャツです。
沖縄のウミンチュウさんが着てくれてます。


イラストはこんな感じなり。



2012年3月25日日曜日

芸術文化センターで行う意味



 無事に5日間の展覧会が終わりました。ご来場くださったたくさんの方々、本当にありがとうございました。来年も精進し良い作品が描けるよう頑張りますので、どうぞ来年も着てください。



 県美術館(愛知芸術文化センター)はワイヤー、フックなどの数、いろいろなルールの厳しい美術館です。会場も半年前には展覧会日が決まります。だからと言って簡単に会場は借りられません。会の歴史や来客数も関係してきます。特に施錠関係はスゴく厳しいです。たくさんの有名団体が展覧会を行う理由もわかります。愛知県内で国内外有名な物故作家の展覧会が行なわれるのはココしかないです。

 ココではいろいろな芸術の展覧会、クラシックコンサートが行われます。そんな芸術に関わる人達がたくさん来場します。刺激を受け、与えます。ココで展覧会を行う意味はそこにあるように思います

2012年3月23日金曜日

Tシャツの話


「めっけ!」
『VIBUS(バイブス)』4月号のプレゼントコーナーで発見!
ヒマな人は本屋さんで手にとって見てくださいませ。
全国雑誌ですので、バイク&車コーナーに置いてありますよ。




昨年夏に依頼をいただきデザインを描かせていただきました。
今から70年前のハーレーダビットソンのエンジンをモチーフにしました。





何かを感じてくださった方がたくさん現れるとウレシいです。
こちらのTシャツ、岡崎市は『零』ゼロエンジニアリングにて
数に限りはありますが、販売しております。
http://www.zero-engineering.jp/index.html



2012年3月20日火曜日

いよいよ始まりました!

第32回 彩画会展
いよいよ始まりました。

20日〜25日(日曜日)まで
AM10:00〜PM6:00
最終日は4:30までです。

井木紫人の当番日は、24日と25日です。
(※24日の5:00以降はいません)







2012年3月18日日曜日

急ぎの仕事はお断り。


 昨年の秋に絵の注文をいただきました。

 その際に「今は忙しいので、来年の春になってしまいますがよろしいですか?」の断りをしましたところ、それでもいいと返事をいただきました。その後いよいよ仕事を始めようかと思いお客様に連絡させていただいたところ、
「遅い!」「もう〜買ってしまった!」。
…お話は無かったこととなりました。
残念ですが、こんな事もあります。



※お断りですが、井木紫人の日本画作品はジックリ時間をかけて描きあげてます。
出来る限りイイ仕事がしたいので、お会いしてお話を聞かせていただいてから描きます。
なので、お急ぎの方はご遠慮ください。大きさに限らず、最低でも2ヶ月は時間をいただきたいですので、よろしくお願いします。

日本画家 井木紫人

2012年3月17日土曜日

Aperture3


今のIntel Macを買った時に、ついでに勢いで買いました。あこがれの『Aperture』。デジカメ一眼を買った時にノドから手が出るほど欲しかったソフト。プロ用です。Macには最初からたくさんの使えるソフトが入ってます。それらのソフトを使いこなせるようになると、満足いかなくなると、もう少しイジリたい!と思った瞬間にMacにはワンランク上のソフトが待ってます。それがAperture。




Apertureは写真編集&管理ソフトです。細かい細部の光の編集が可能となります。でかいデータの編集が得意なのです。NikonやCanonからも独自のソフトが出てます。Apple純正がApertureとなります。

何せ今からまた難しいソフトの勉強となります。ソフトと言うより「光」と「色」の勉強かな。使えなくて泣いてる時が、1番頭に入ります。全てiPhotoのデータをApertureに移動させます!もう勢いで、データ移動させちゃえばヤルしかない状態となります。

とりあえず目標はApertureからの写真集制作。過去に撮った、どーしても残しておきたい写真がたくさんあります。それを集めた作品集をいつか作ろうと考えてました。自分だけの写真集です。過去に何人かの結婚式の密着撮影をさせていただきました。その集大成を作りたいと考えてます。


2012年3月14日水曜日

同人誌『作家』

知人の紹介で2002年から2007年の5年間、
No.42〜61までの19冊
表紙画、目次挿絵、中表紙挿絵、小説挿絵の
担当させていただきました。


これも絵の勉強になるんじゃないの?って口説かれました。



 名前も掲載してくれました。


2012年3月13日火曜日


随分前に先生に言われたことを思い出す。
「いつかイイ硯を持ちなさい。きっといい絵が描けるから。」
十数年前、初めて絵が売れた時の話。うれしくて!手元にあったお金を何か形に残しておきたい。いや!何か買いたい。
その時に思い出したのが、この言葉。
硯は水墨画同様、日本画には欠かせない道具のひとつです。

 先生は古い『端渓』を持っておられ、素晴らしかったのを思い出します。
『端渓硯(たんけいすずり)』とは、中国の広東省にある、ある限られた河の水が引いた時期にしか採れなかった石を硯にしたもの。石に模様が入ったものがあり、その種類も様々。石に花が咲いたような模様が入ったものや淡緑色の斑点が入ったものは「眼」(がん)といわれ。鳥の眼のようなこの模様は石漣虫の化石と言われている。この眼が大きければ大きいほど、眼を造形的に加工された硯は価値があるといわれてます。

 ボクの端渓にも、ちぃ〜さな「眼」が入ってます。
これでも端渓のはしくれ安い硯とはやっぱり違います。墨が硯に吸い付くんですよね〜で、滑らか〜〜に墨が溶けていくんです〜きっと石の目が細かいんでしょうね。井木紫人作品の鳥や金魚の目はこの硯と青墨を使って描いてます。これがボク流のイイ仕事。墨は時間をかけて丁寧に擦らないと良い墨となりません。見えないところにも時間と手間をかける。これ、ポリシーです。

 ボクの端渓「眼」は小さすぎてわかりませんが、ボクの中では大切な宝物なんです。


2012年3月9日金曜日

バックの仕事

 黄色という色はありません。
極一部ですが、いろんな名前の黄色があります。
今夜は黄色系を塗ります。
時間はかかりますが、とことんバック(背景)に時間をかけます。
これが井木紫人流です。
最高のバックこそが、主役のらんちうを引き立てるんだと信じてます。

明日はいよいよ、金魚描きます。


2012年3月7日水曜日

目録制作

 展覧会まで3週間切りましたか。

いよいよヤバくなってきてますよん!まだまだ仕上がりません。


 やっと皆さんの画題が集まりましたので、目録を作ってます。
こちらも早く終わらせたい仕事。
デザイン、レイアウトすべて制作しております。
やっと本日出来上がりましたので、印刷会社へGO!


2012年3月6日火曜日

10年目

そうだ!
今年で10年目だ!

本格的に金魚飼いはじめて、ちょうど10年が経ちます。
ここまで来るのに、何度悩んだことか。
何で?死んでしまうんだろ〜?
どーして病気になるんだろ〜?
何で卵産まないの?
「魚作りは、水作り」師匠に言われました。はっ?
マッタクわかりませんでした。

 今でも解らないことありますけど、なんとかここまで来ました。


2011年に作ったビデオでした。



迫る


今帰ってきました。
「さあーーー!」仕事仕事。

〆切がホントそこまで迫ってます。
ここのところ毎晩徹夜してますよ〜 

 今日は天然の『美緑青』の13番をヌリヌリ。
1両目(15g)=¥400なり。これで2両目くらいかな。
朝までには乾くでしょう。
朝起きて今度は『黄土』をヌリヌリ。
「ホォーーーーーウ!」



2012年3月5日月曜日

覚悟



『ART Studio GENCO』と『井木紫人』
の印鑑を手彫りで彫ってもらいました。

これから仕事をやる上で必要となります。
いつかくる独立の日を夢見て。
その覚悟としてプロに鑑定していただきました。
印鑑は自分のお守りとなります。
接点は14なり

「全てがうまく行きますように!」


2012年3月4日日曜日

春の新作

手も足もこんな事になってます。
ババちいけど、
気にしないのが職人かと…


2012年3月2日金曜日

大先輩から

大先輩のNOBUちゃんからのメールが届きました。
ありがたいことに昨年作らせていただいた
『井木紫人20周年記念らんちうTシャツ』を着ての撮影でした。
「いつも応援、ありがとうございます。」

拝啓らんちゅう様
 毎日ブログを楽しんでいます。私も負けずに沢山の感動と出会いを求めて日々頑張っていますが
 自分を知る事(能力、知力、体力、そして財力)も大切ですので出来る範囲内そこそこでやっています。
今回女房の希望もあって四泊五日でアンコールワットに行ってきました
はるか昔、電気や機械の無い時代人力だけで創り上げることに、
毎日毎日すごく暑くて大変でしたが、それにも勝る感動とパワーをもらってきました。



2012年3月1日木曜日

9999

2010年から、3年越しのホームページ。
ドタバタして作りました。
とうとうカウンターが、祝10000アクセスなり。
「いつも、あざっす!」


チマチマ

「スリスリスリ…」
日本画の水干絵具は乳鉢で、きめ細かくして塗ります〜
ここに膠(にかわ)を混ぜます。
濡れてる時と乾いた時とでは色が違うのです。
乾いたときを想像しながら描きます。

しかも1色塗ると、半日は乾きません。
なので、次の色が塗れません。
日本画は時間とのにらめっこなのです。

急いでドライヤーなど使おうものなら、
割れてしまうこともしばしば。
ジックリ、チマチマが一番なり。

けど、〆切は決まっております!