日本画家 井木紫人について

2002年、素晴らしい金魚(らんちゅう)と出会いました。
らんちゅうの模様や泳ぎ、美しさ、形、すべてに魅かれました。
それから「誰も描いたことのない金魚画を描きたい!」
と思いはじめ伊藤若冲の鶏ように家の庭で本格的に金魚を飼い始めました。
より自然に近い形で飼育し本格的な飼育方法を学び試行錯誤を重ね、本当の金魚の楽しみ方を知りました。
そのすべてを絵にすることこそが自分の進むべき道だと考えました。

〜掲載誌とご購入について〜
日本画家 井木紫人の作品購入については(株)美術新星社 発行『美術市場2013』、株式会社美術年間社の『美術年間 art annual 2013』掲載に基づき1号=¥35,000よりとさせていただきます。

ART studio GENCOについて
『アートスタジオジェンコ』はイラストとデザインを中心としたブランドです。井木紫人は日本画、ジェンコはイラスト&デザインです。日本画作品とは価格が異なっております。



お問合せ先 ranchiu@hm10.aitai.ne.jp
日本画家 井木紫人

2014年12月28日日曜日

愛と理論と感覚

 最近はデザインの仕事がとても増えてきました。NDA上お見せできないのが残念です。

 でも、いつも頭の隅にこんなことを考えてます。それがなければボクは作品が作れません。小手先のテクニックだけには溺れたくないです。

 依頼者の「思い」や「愛」を伝えたい。

 「仕組み」や「理論」を分かりやすく伝えたい。

 自分にしかできない「感覚」や「味わい」で伝えたい。


2014年12月24日水曜日

額装

大変苦労したイラストも完成となり額装します。いつも作品の大きさやイラストに合った、また作品に対して想いを込めた額縁を選んでおります。サイズや色、素材が合わない場合は寸法、素材、全てフルオーダーで注文しております。マットの色や寸法も額縁同様にミリ単位でお願いしてます。全てをカッコイイ物にすることで良い作品として成立すると信じています。



2014年12月21日日曜日

差別化

 現在取り組んでいるイラストは今までとは少し違いまして、いろんな画材や道具を駆使し、自問自答しながら描いております。ジックリ時間をかけないと描けない作品となっており、今まで描いてまいりました鉛筆画や色鉛筆、水彩画のイラストとはケタ違いに時間がかかっております。なので少々差別化したいと考えております。


カレンダー


あら?ちょっとキョンバー角付けすぎたかな?

もう少し描き込むから、仕上げは来週だな…

トイレ用のカレンダーがないから、貼ることになりました。

2014年12月14日日曜日

Powerをもらう


「オォーーーー!」
熊ちゃんが特集されてるじゃん!やっぱり職人気質の人はカッチョウィーーーね!



同級生が頑張ってる姿を見ると、何だかウレシくなますね〜そしてPowerをもらった気がしますね〜

オラもガンバらねば。

2014年12月13日土曜日

れりご〜


「れりご〜🎶 れりごォ〜♫きゃんとほォ〜るどいっとばっくえにィーーもあぁ〜♬」

で、2週間目に突入しておりまして、今回は一筋縄ではいきませんです。実に地味でありまして、寒い部屋でド古いストーブにあたりながら、しび〜お茶飲みながらチマチマ描いちょりまっす。

今回は70年前のハーリィーエンジン「ナッコー!」

画家はいつも考えております。誰も描いたことのない絵や見たことのない絵を描きたいと模索しております。見たことのない道具、使ったことのない道具を手当たり次第使ったこともあります。でも新しい何かが見つかりません。では、どーしたら新しい見せ方や描き方が自分に身につくのか?

ひとつ分かったことがあります。見つからない残念な人は日々描きまくるしかないということでした。なので、少しでも前より自分に納得ができる作品が描けたらヨシとします。そのチコットチコット積み重ね作戦で行くしかないような気がしておりまっす。

残念な人はしゃーねぇから描くのであります。天才であったら嬉しいです…

2014年12月8日月曜日

レリゴー

「ありのォ〜ままにィ〜…」



2014年12月7日日曜日

さ!さぶッ‼︎

一夜明けて、、、
ま、つ、た、く雪が積もってます。


 寒すぎるので出かけるのはやめて、ひたすらヌリヌリ…

 ココまでくるとロロノア・ゾロを超越して両手で12本使いとなりやす。



2014年11月30日日曜日

指先


やっぱり、生々しいペンの走った跡がないとオモシロくないです。写真のようにまるでその場をレンズで写したかのようなイラストも良いのですが、魅かれませんね〜なので自分もそんな作品を描きたいとは思いません。作家の指先からにじみ出てくる表現や形が見えるモノほど魅力的に感じます。

2014年11月29日土曜日

サポート


 夏の終わりに今年産まれた稚魚(当歳魚)を差し上げました。

 展覧会に来て下さったお客様でした。今年に入って長年可愛がっていたデメキンが死んでしまって、とても残念がっていらっしゃいました。そこで我家のランチュウを差し上げるお話となり、秋に入る前にお届けしました。

 そんな方から早朝、電話がかかってきました。もう12月に入って水温も下がるので育て方を教えて下さいとの連絡でした。以前までのデメキン飼育には冬はヒーターを入れていたそうです。ボクのお薦めはヒーター無しのエサを与えない方法。丁寧に説明し理解をしていただきました。おばさまながら熱心に話を聞いて下さり、その情熱はこちらにも伝わってきました。

  金魚はどれだけ大切に育てても死んでしまうこともあります。それは運命の場合もあれば、人間の知識不足の場合もあります。出来る限り人が勉強すれば死なせない方法が見つかります。そんなサポートをさせてもらいました。

2014年11月27日木曜日

地味に楽しいこと

 時にヤタラと靴のお手入れをしたくなる時があります。本当はお休みにジックリ時間かけてチマチマやりまたいのですが、今は忙しくてできません。

 
 もう!💢つって、イライラしてきてイテモタッテモいられず、平日の夜に決行!やり始めたら夢中となり、いつの間にか3時間半経ってました。


 表革の靴はしっとりテカって、スエードのスニーカーは見違えるほどに元の色になりました。

ホホホホホホ😭
ジミに楽しいです。



2014年11月6日木曜日

ココから!

大切にしてれる方にと、
ある方からいただきました。
「懐かしい!」

スティーブジョブズの快進撃が始まった逸品ナリ。

無茶苦茶重いっす💦




2014年11月4日火曜日

対談

こんな番組見つけました。
木村信也 × 稲葉浩志 / カスタムバイク対談 in LA

ps://www.youtube.com/watch?v=_7Js1NOQeSg


2014年10月26日日曜日

現在、トリコになっております。
指のツカミ心地がイイですね〜


2014年10月23日木曜日

ZERO-T

グリーン完売。


オレンジもわずか!



らしい。

ヨカッた!ヨカッた!

2014年10月19日日曜日

Countryman !

カントリーマンのイラストが完成し額縁もオーダーしました。マットにはチコっとオシャレに当時の書体でレタリングしちゃうのだ。


2014年10月14日火曜日

《JAPAN MINI DAY》


 毎年MINI DAYは家族のイベント。
小さい頃は喜んでついてきてくれたムスメも今は小学6年生。来年は付いて来てはくれないかもしれません。そんな声が聞こえてきそうなシーンを見ました。

 カントリーマンはその家族のドラマをすべて知ってます。赤ん坊の頃は後部座席でオムツを換え、キャンプの時は家族で寝る。いつもminiとともに過ごし、ムスメの成長とともに過ごしてきたカントリーマン。


 

2014年10月5日日曜日

新聞掲載にて

10月5日 中日新聞朝刊掲載にて。


mini day

『JAPAN MINI DAY』

 今年も参加しようと思っちょります。
全国からminiマニアが集う聖地でございます。
毎年フリマで服やバッグなどを売っておりますが、
今年はイラストも出そうかと考えております。

 売れる売れないは問題ではございません。
宣伝でございます。
こんな作家が世の中にいるというアピール。

 問題は雨ですね〜
晴れるといいけど…

http://www.j-msa.com/miniday/






 わたくしが描く『日本画』というのは砂の絵でございます。砂と言っても、もともとは石、岩です。正確にいうと日本画の絵具は『岩絵具』といいます。


 日本画に「青色」という色名はございません。多くは「群青」と表されます。原石は『アズライト』『ラピスラズリ』といわれる宝石に近い石でございます。


 とうとう、原石を買っちまいました。日本画家である以上、絵具のルーツは知っておきたいもの。原石自体の発色が良ければ良いほど、大きければ大きいほど高価でございます。



 画家は原石を使うわけではありません。専門の職人が石から砂に砕きます。こまかくするにあたり粒の大きさも1〜14番までと定められており、細かくなればなるほど淡いパステル色へと変わり、画家はその粒の大きさと色を考えながら絵を描くのです。



 こんな自然から得られた絵具を『天然 岩絵具』といいます。現在では「人工岩絵具」も存在しますが、画家は天然の素晴らしさを知っております。出来る限り本当の素晴らしさを表現出来る作品を描きたいと考えます。

…かな?

そんな作家になりたいです!


2014年9月29日月曜日

あの頃

仕事の帰り道。前を行くは、ホロOpenのカッ飛び660ターボジムニー。しばらくゆっくりと後ろを走ってました。段々、峠ステージに突入して行くにつれ、ついて来い!と言わんばかりのジムニーの走り。徐々に1966年OHVにも火が着いてきまして、数分後には2台は連なる田んぼ道、山道を全速で走り抜けてました。

 20年前、毎週平日夜はジムカーナの練習で夜中10数台で伊勢神トンネル、茶臼山、ジンノふ頭、森林公園に向かって走しりました。人気のない奥深い峠道。みんなレース用タイヤをはめているのでガンガンに攻めて走るのが、ホント楽しかったな〜現地に着くとみんなで週末に参加するジムカーナ大会のコースを戦略するパイロン並びにして、夜長までよく練習しました。帰りは帰りでみんな熱くなってるので、またバトルしながら帰ったのを思い出します。

 ふとそんな時代を思い出しました。今でも足がヒールアンドトゥを憶えてます。今では遅いminiだけど850エンジンに負担をかけないよう限界ギリギリのところで走る。それはそれで楽しいのであります。勝った負けたというよりも、ジムニーについていけたのが満足なんです。下りはギリギリまでブレーキを踏まずに、登りは出来る限りブレーキを踏まずにアクセルのオンオフで道路幅を使って走る!ほんの一瞬だけど、そんな喜びを感じるのが楽しいのであります〜

 最後、信号待ちでジムニーが待っててくれて、手を上げてあいさつ。こちらもホーンで「ピッ!ピッ!」とあいさつ。


2014年9月28日日曜日

市長

今日もたくさんのお客様とお話しすることができました。
ありがとうございました。

 展覧会最終日の今日は終了ギリに豊田市長が展覧会に現れ、会場を見渡し金魚にヒット!絵の説明をお願いされ、いつもの熱ーい!ランチュウすとおぉーりーを語らせて頂きました。金魚の色のオモシロさに感心されて行きました。



2014年9月27日土曜日

お礼1 


今日は大勢のお客様とお話しすることができました。

エアロビの先生、
ケーキ作りの先生、
前の職場の仲間、
革バッグ、シート作り趣味のハーレー仲間、
プラモモデルのモデラー先輩
中学の時の先輩、
イラストレーターを目指す女性、
金魚好きのおばちゃん、
職場の仲間、
miniの仲間。

「ありがとうございます。」





2014年9月26日金曜日

出会いのきっかけ

展覧会の度にいろんな出会いがあります。

紹介いただいた方。
他のお客様のつながり。
たまたまそこに居合わせた方。
金魚に興味をもっていただいた方。
出会いの形はいろいろです。

そんな出会いから学ぶことがたくさんあります。
ボクの財産です。
今回もそんな出会いがあるとイイな〜


2014年9月14日日曜日

おくりびと


 6年ほど前でしょうか、直感で買いました。

 すでにテレビでも放映されてますよね。せっかくだからとテレビでの放送はずっと見ないようにしてきました。ふと思い出したように急に見たくなって、絵の乾き待ちで観ることにしました。

 やっぱ買ってヨカッたです。
時折涙が出ます。

 この歳となればみんな覚悟をすることです。ボクも20年前に実父を亡くしております。こんなお見送りができたらと思います。

おっと!いかんいかん。
締切がせまっております。
いそがねば。



2014年9月7日日曜日

坂の上の雲

『ゴッドファーザー』が1番好きな映画です。しかし、それに匹敵するくらいにハマったのはコレ!司馬遼太郎作品。


我々、日本人の前身です。

「…のぼってゆく坂の上の青い天にもし一朶の白い雲が輝いているとすればそれのみをみつめて坂をのぼってゆくであろう。」


全13話、6回目に突入しております。観れば観るほど、グッときます。涙もこぼれます。





自作 筆掛け


夜な夜な地味に仕事をしてます。この季節は鍋のニカワが腐りやすいのでご用心。



お盆休みに自作『筆掛け』を作りました。どこにも売っていない12本掛け!ナリ。日本画は大作になればなるほど、刷毛(ハケ)の幅が広い方が便利です。場面場面で刷毛幅も使い分けます。広ければ広いほど、筆の乾きも遅いです。


一般的な筆掛けは紫檀調でカッチョウェイのが多いのです。そして高級。そこにボクは高級は要らないので、自分スタイルの筆掛けを作っちゃいました。ザ•ホームセンター!です。


冬は特にイイですね〜

筆が痛まない。刷毛は水に浸しておくと木と絹糸がゆるくなりがちです。すぐに絵具を洗い流して、干すクセは師に叩き込まれました。筆は画家にとって一番の仕事道具です。ザツに使う作家は作品もザツであると師は言います。


わたくしめはまだまだでありますけど…。

2014年9月6日土曜日

ブレンド

エサはブレンドさせております。

鮎用のエサも使っております。

今年は雨が多くて、エサの食いが多少悪かったせいもあってか、この大きさが精一杯です。







2014年9月1日月曜日

9月の展覧会

展覧会に向けて必死でございます。ヒマな人はどうぞお越しください。25日午後より。



2014年8月24日日曜日

感謝

 彼の初盆参りをしてきました。そしてお願いしていた形見分けをいただいてきました。


 この春、突然大親友を喪いました。一緒に仕事の苦楽を共にしてきた親友です。いろんなことを乗り越えてきた仕事仲間でした。1日の半分は彼と関わる仕事でした。家族よりも長い時間を過ごし、人生や夢についてたくさん語りあいました。時々意見の食い違いがある時は、お互い無言となり、バッチリ合った時は大笑いをしました。一見チャラい男でしたが、つき合ってみると人情深いのが印象的な男でした。


 何よりも嬉しかったことは、お葬式の時に家族から「棺にランチュウTシャツを入れさせてもらいましたよ。あっちに行っても着てもらえるように…、あの夏は毎週のようにこのTシャツを着てたんですよ!」と家族から聞かされました。止めどなく流れてくる涙をおさえられませんでした。感謝の気持ちとどうしようもない気持ちとで、人目をはばからず大声で泣きました。仕事の時には一言もそんなことを言っていなかったのに、さり気なく着てくれてたこととTシャツを大切にしてくれてたことに泣けました。情の深い男だったんですよね〜


 そして彼はとても育ちが良かったんです。身なりからは想像できませんが。下品でないんです。それはお金があるという意味ではありません。生活はとても地味ではありましたが彼の振る舞いや家族の話から伺える心の豊かさが上品でした。心豊かな人は若干の心の余裕と笑顔があります。ギスギスしてないんです。あ〜いうタイプとはもう二度と会えない気がしますね。


 仏壇に向かい、当時ボクの前でよく彼が自慢気に歌い聴かされたあの曲をiPhoneから流し、手を合わせました。お経だと思って彼に聴かせてあげたいとお願いしました。線香の煙とロウソクの光の向こうに彼の大好きだったサーフィン姿の清々しい笑顔の写真がありました。少し照れてて嬉しそうな顔でした。あの笑顔は彼の本当の笑顔です。ボクにはわかります。「この笑顔ヤバイですね。(笑)」と奥さんに言うと、奥さんもウンウンとうなずき解ってたようでした。


 こんな人の死をBlogに書くのはよろしくないかもしれませんが、大切な人を亡くすということはとても悲しいことです。身をもって感じた事を書きました。昨日までそこにいた友人が突然消えてしまうのです。本当に悲しいことです。イキドオリさえ感じます。でも、あんな素晴らしい友だちがいたことを語らずにはいられませんでした。今は感謝の気持ちでいっぱいです。今でも彼が居なくなったとは思っていません。転職してボクの知らない所にいるに違いないと思っています。そんな気がします…



2014年8月10日日曜日

マイブーム

遅ガケの文房具ブームなり。


ここ半年、自分ペン探ししてます。高級過ぎるとビカビカして嫌らしいし、安過ぎるとプラスチック感満載でカルい。ソコソコ重量感あって、手にシックリくるのを探してます。


実に世の中にはいろんなペンが存在します〜外観からは想像できないほど滑らかに書けるのもあれば、な〜るほど!という仕組みで芯が出てくるメカニカルな物にも心奪われてしまいます。


タダ「書ける」のではなく、仕組み、色、細工、重さ、…読めば読むほど、触れば触るほど、書けば書くほど、さまざまなペンがあって心踊ります。日本ブランドには安くて仕組みや形が素晴らしい物が多くあることにビックリです。


バイク選びや車選びと似ているのかもしれませんね。自分にグッ🌟とくる物を時間をかけて探そうと思います。


さり気なく主張するボディで手に馴染んで書きやすいボールペンかローラーボールを探してます。



2014年8月5日火曜日

えふよん!

プラモをいただいたお礼に行ってきました。

「なんだ〜?どうした〜?」
「先日のお礼がしたくて〜」
「何も要らんぞ〜」
「あっ!お〜」
「俺の好きな戦闘機じゃん」
「はい。」
「F4!ファントム」

驚いて喜んでいただけてヨカッタです。



2014年8月3日日曜日

1966モーリス ミニ マイナー

額装込-¥23,400ナリ。


「フフフフフフ…」

別にお金に困っているわけではありません。大切にしてくださる方がいれば、お譲りします。


ジャッキアップでminiが傾いてるのが、カワイイのであ〜る。タイトルは『エレメント交換日』。



2014年8月2日土曜日

ネジ巻く

9月に展覧会がありますので、ネジ巻きます!
お盆休みはホンキモードなり。