日本画家 井木紫人について

2002年、素晴らしい金魚(らんちゅう)と出会いました。
らんちゅうの模様や泳ぎ、美しさ、形、すべてに魅かれました。
それから「誰も描いたことのない金魚画を描きたい!」
と思いはじめ伊藤若冲の鶏ように家の庭で本格的に金魚を飼い始めました。
より自然に近い形で飼育し本格的な飼育方法を学び試行錯誤を重ね、本当の金魚の楽しみ方を知りました。
そのすべてを絵にすることこそが自分の進むべき道だと考えました。

〜掲載誌とご購入について〜
日本画家 井木紫人の作品購入については(株)美術新星社 発行『美術市場2013』、株式会社美術年間社の『美術年間 art annual 2013』掲載に基づき1号=¥35,000よりとさせていただきます。

ART studio GENCOについて
『アートスタジオジェンコ』はイラストとデザインを中心としたブランドです。井木紫人は日本画、ジェンコはイラスト&デザインです。日本画作品とは価格が異なっております。



お問合せ先 ranchiu@hm10.aitai.ne.jp
日本画家 井木紫人

2013年2月13日水曜日

地味な仕事 その1


ジミ〜〜な仕事紹介しま〜っす!

<胡粉の作り方>

 胡粉とは牡蠣の貝殻の内側の白い部分を粉末にした物です。そのまま膠と混ぜても使えるのですがキメを細かくするとより柔らかい白になります。
使いどころは、霧や滝や湯煙や舞子さんの顔など。

先ず新鮮な膠液を作ります。


胡粉にも細かさに種類が
あります。ボクは飛切(とびきり)を使います。



少量の膠を足します。


練ります。
膠足します。
練ります。
足します。
練ります。。
ひたすら練ります。



 蕎麦やうどんを作る感じで耳たぶほどの柔らかさのだんごを作ります。だんごを皿に向けて叩きつけます。とにかくパチン!パチンッ!100回は叩きつけましょう。数が多いほどキメが細かくなります。