日本画家 井木紫人について

2002年、素晴らしい金魚(らんちゅう)と出会いました。
らんちゅうの模様や泳ぎ、美しさ、形、すべてに魅かれました。
それから「誰も描いたことのない金魚画を描きたい!」
と思いはじめ伊藤若冲の鶏ように家の庭で本格的に金魚を飼い始めました。
より自然に近い形で飼育し本格的な飼育方法を学び試行錯誤を重ね、本当の金魚の楽しみ方を知りました。
そのすべてを絵にすることこそが自分の進むべき道だと考えました。

〜掲載誌とご購入について〜
日本画家 井木紫人の作品購入については(株)美術新星社 発行『美術市場2013』、株式会社美術年間社の『美術年間 art annual 2013』掲載に基づき1号=¥35,000よりとさせていただきます。

ART studio GENCOについて
『アートスタジオジェンコ』はイラストとデザインを中心としたブランドです。井木紫人は日本画、ジェンコはイラスト&デザインです。日本画作品とは価格が異なっております。



お問合せ先 ranchiu@hm10.aitai.ne.jp
日本画家 井木紫人

2014年9月7日日曜日

自作 筆掛け


夜な夜な地味に仕事をしてます。この季節は鍋のニカワが腐りやすいのでご用心。



お盆休みに自作『筆掛け』を作りました。どこにも売っていない12本掛け!ナリ。日本画は大作になればなるほど、刷毛(ハケ)の幅が広い方が便利です。場面場面で刷毛幅も使い分けます。広ければ広いほど、筆の乾きも遅いです。


一般的な筆掛けは紫檀調でカッチョウェイのが多いのです。そして高級。そこにボクは高級は要らないので、自分スタイルの筆掛けを作っちゃいました。ザ•ホームセンター!です。


冬は特にイイですね〜

筆が痛まない。刷毛は水に浸しておくと木と絹糸がゆるくなりがちです。すぐに絵具を洗い流して、干すクセは師に叩き込まれました。筆は画家にとって一番の仕事道具です。ザツに使う作家は作品もザツであると師は言います。


わたくしめはまだまだでありますけど…。