日本画家 井木紫人について

2002年、素晴らしい金魚(らんちゅう)と出会いました。
らんちゅうの模様や泳ぎ、美しさ、形、すべてに魅かれました。
それから「誰も描いたことのない金魚画を描きたい!」
と思いはじめ伊藤若冲の鶏ように家の庭で本格的に金魚を飼い始めました。
より自然に近い形で飼育し本格的な飼育方法を学び試行錯誤を重ね、本当の金魚の楽しみ方を知りました。
そのすべてを絵にすることこそが自分の進むべき道だと考えました。

〜掲載誌とご購入について〜
日本画家 井木紫人の作品購入については(株)美術新星社 発行『美術市場2013』、株式会社美術年間社の『美術年間 art annual 2013』掲載に基づき1号=¥35,000よりとさせていただきます。

ART studio GENCOについて
『アートスタジオジェンコ』はイラストとデザインを中心としたブランドです。井木紫人は日本画、ジェンコはイラスト&デザインです。日本画作品とは価格が異なっております。



お問合せ先 ranchiu@hm10.aitai.ne.jp
日本画家 井木紫人

2012年8月28日火曜日

筆の話


 右から『長峰面相筆』、『則妙筆』、『連筆』。
ボクが1番使う筆です。
イヤラシイ〜話、『連筆』にいたってはこれで¥8,400ナリ。
だって『則妙』が3本付いてるのと一緒だもんね。
「高け〜〜!」

 これは日本画の筆の一部です。もっとたくさん種類があります。描く絵によって筆も異なります。もちろん天然の動物の毛ですよ。日本画の筆は高いだけに筆持ちもイイし、穂先も鋭くて使いやすいです。残念なのは日本画は砂の絵、簡単にいえばサンドペーパーの上に筆を走らせてのとイッショ。なので、減りも早いです。
100〜150号の絵を描きあげるといつも筆先が減ってしまいますので、面相筆に限っては毎回買っております。

 これはボクだけかもしれませんが、ダメになった筆もカスタムして再利用するためとってあります。何分にも高い筆でございます。大切に最後まで使い切るよう努めております。

 日本画家 井木紫人