2012年8月28日火曜日
筆の話
右から『長峰面相筆』、『則妙筆』、『連筆』。
ボクが1番使う筆です。
イヤラシイ〜話、『連筆』にいたってはこれで¥8,400ナリ。
だって『則妙』が3本付いてるのと一緒だもんね。
「高け〜〜!」
これは日本画の筆の一部です。もっとたくさん種類があります。描く絵によって筆も異なります。もちろん天然の動物の毛ですよ。日本画の筆は高いだけに筆持ちもイイし、穂先も鋭くて使いやすいです。残念なのは日本画は砂の絵、簡単にいえばサンドペーパーの上に筆を走らせてのとイッショ。なので、減りも早いです。
100〜150号の絵を描きあげるといつも筆先が減ってしまいますので、面相筆に限っては毎回買っております。
これはボクだけかもしれませんが、ダメになった筆もカスタムして再利用するためとってあります。何分にも高い筆でございます。大切に最後まで使い切るよう努めております。
日本画家 井木紫人