日本画家 井木紫人について

2002年、素晴らしい金魚(らんちゅう)と出会いました。
らんちゅうの模様や泳ぎ、美しさ、形、すべてに魅かれました。
それから「誰も描いたことのない金魚画を描きたい!」
と思いはじめ伊藤若冲の鶏ように家の庭で本格的に金魚を飼い始めました。
より自然に近い形で飼育し本格的な飼育方法を学び試行錯誤を重ね、本当の金魚の楽しみ方を知りました。
そのすべてを絵にすることこそが自分の進むべき道だと考えました。

〜掲載誌とご購入について〜
日本画家 井木紫人の作品購入については(株)美術新星社 発行『美術市場2013』、株式会社美術年間社の『美術年間 art annual 2013』掲載に基づき1号=¥35,000よりとさせていただきます。

ART studio GENCOについて
『アートスタジオジェンコ』はイラストとデザインを中心としたブランドです。井木紫人は日本画、ジェンコはイラスト&デザインです。日本画作品とは価格が異なっております。



お問合せ先 ranchiu@hm10.aitai.ne.jp
日本画家 井木紫人

2010年7月28日水曜日

当歳魚

 らんちゅうを飼い始めて初めて知った言葉。その年に生まれた仔をこの世界では『当歳魚(とうさいぎょ)』と言います。どんな時に使う言葉なのかしりませんが。
 我家の当歳も初めての夏を迎え、やっと色が出始めました。金魚は全部の種類とは言いませんがランチュウのような色のものは一旦、黒仔と呼ばれる色となり、マダラのトラハゲ色となり徐々に黄金色になって、最後「白」や「赤」、「更紗」となってゆきます。プロでもアマでも一番楽しみな時なのです。何が楽しみって、この頃に出てくる色こそが金魚にとって将来背負っていく色が決まる時なのです。誰かが決めた色ではなく、神様が決めた色なのです。しかも同じ模様はありません。それぞれがいろんな形の白と赤、オレンジ、金とになるのです。
さて我家の当歳もどんな色になるんだろう?楽しみです。