日本画家 井木紫人について

2002年、素晴らしい金魚(らんちゅう)と出会いました。
らんちゅうの模様や泳ぎ、美しさ、形、すべてに魅かれました。
それから「誰も描いたことのない金魚画を描きたい!」
と思いはじめ伊藤若冲の鶏ように家の庭で本格的に金魚を飼い始めました。
より自然に近い形で飼育し本格的な飼育方法を学び試行錯誤を重ね、本当の金魚の楽しみ方を知りました。
そのすべてを絵にすることこそが自分の進むべき道だと考えました。

〜掲載誌とご購入について〜
日本画家 井木紫人の作品購入については(株)美術新星社 発行『美術市場2013』、株式会社美術年間社の『美術年間 art annual 2013』掲載に基づき1号=¥35,000よりとさせていただきます。

ART studio GENCOについて
『アートスタジオジェンコ』はイラストとデザインを中心としたブランドです。井木紫人は日本画、ジェンコはイラスト&デザインです。日本画作品とは価格が異なっております。



お問合せ先 ranchiu@hm10.aitai.ne.jp
日本画家 井木紫人

2014年6月28日土曜日

Design & Art


《Design & Art》


 わたしたちが普段目にするものにデザインがあります。そのデザインが国を越えて解り合える瞬間を感じました。言葉は通じなくとも感覚で伝わるモノとしてデザインがあります。スポーツ、ミュージック、アートも然りです。デザインを専門に学んだわけでもないボクが偉そうに言えませんが『伝わる喜び』を感じたお話です。


ヨーロッパのある国のデザインにたずさわる方とお話をする機会がありました。ボクが描いた日本画やデザインをお見せすることとなり、考え方や作り方を丁寧にお話ししました。その思いが理解できたのか、その外人の方から「その考え方に賛成です!」と握手!通じ合った瞬間でした。デザインやアートというのは国をも越えさせてしまうほどの力がると確認した瞬間でした。


わたしたちの周りにあるデザイン。別に気にせず通り過ぎてしまうこともしばしばです。普段生活している中でみなさんにとってデザインなんて、大したモノではなのかもしれません。時に立ち止まってゆっくり見て考えてみると、そこから伝わってくるメッセージを感じることができることもあります。そこには作りての感じた感動や喜びを散りばめている可能性があるんです。


ボクはアートもデザインも同じと考えます。人を感動させることが出来るという表現。それは喜びであったり、怒りであったり、悲しさであったりです。喜びを立体にする人、ペンで表現する人、墨で表現する人、木で表現する人、コンクリートで表現する人、金属で表現する人、様々です。それが国を越えて伝わったのが嬉しかったです。その先に何が待っているのかはわかりませんが、ボクの思いが、言葉も分からない外人に伝わったことがとても嬉しかったんです。たかがデザイン、されどデザインであります。