とうとうサントラ版まで買ってしまいました。音楽は全て久石譲さんです。曲を聴くだけで情景や場面、言葉の一語一句を思い出します。日本人ならきっと込み上げてくるものがあるように思います。
『天氣晴朗ナレドモ浪高し』
今、一番好きな言葉です。正岡子規からも学ぶ秋山真之の言葉。曲のタイトルともなっておりますが、この一言ですべて納得させてしまう力が日本語にはあります。
日本人に本当に生まれてヨカッたと思うことがあります。それは言葉の美しきであります。その一句に深い意味があること。日本の言葉にはイメージさせる力があります。イメージとは意味ではなく、人の深さであります。