日本画家 井木紫人について

2002年、素晴らしい金魚(らんちゅう)と出会いました。
らんちゅうの模様や泳ぎ、美しさ、形、すべてに魅かれました。
それから「誰も描いたことのない金魚画を描きたい!」
と思いはじめ伊藤若冲の鶏ように家の庭で本格的に金魚を飼い始めました。
より自然に近い形で飼育し本格的な飼育方法を学び試行錯誤を重ね、本当の金魚の楽しみ方を知りました。
そのすべてを絵にすることこそが自分の進むべき道だと考えました。

〜掲載誌とご購入について〜
日本画家 井木紫人の作品購入については(株)美術新星社 発行『美術市場2013』、株式会社美術年間社の『美術年間 art annual 2013』掲載に基づき1号=¥35,000よりとさせていただきます。

ART studio GENCOについて
『アートスタジオジェンコ』はイラストとデザインを中心としたブランドです。井木紫人は日本画、ジェンコはイラスト&デザインです。日本画作品とは価格が異なっております。



お問合せ先 ranchiu@hm10.aitai.ne.jp
日本画家 井木紫人

2013年8月5日月曜日

塩治療


<塩を入れるワケ>

塩治療を『塩浴(えんよく)』といいます。
一般的で手っ取り早い方法のひとつです。

淡水魚は薄い周りの水よりも体液が濃くて、絶えず周りの水が体内に入ってこようとします。これを浸透圧と言います。常に浸透圧で魚は体液の消失という危険にされされています。そのため、水を飲まないで極薄い尿を絶えずし続けて体液の浸透圧を一定に保とうとします。つまり、浸透圧を保つために体力を使っています。

体力が落ちて弱った時に塩投入するのは、周りの水を濃くして体液と周囲の水との浸透圧差をなくして金魚の負担を少なくするためです。もう一つの理由は、病原菌は魚より浸透圧の変化に弱いために殺菌効果が期待出来るからです。例えば、金魚だと0.5%ぐらいの塩浴には耐えれますが、細菌は耐えられないことが多いからです。しかし、殺菌効果は薬の方があるようです。

1リットルの水に対して”5gの塩”が0.5%です。
飼育水槽の水の量をあらかじめ知っておくとよろしいかと思います。ボクの場合アホなんで、すべての水槽に投入する塩の量を記載してあります。それと、いきなり0.5%ではなくて、0.3%と徐々に薄めからやっていくのも手です。