一般的には草刈機ですが、ホントは『刈払機』というようです。
さて、他人様にはどーでもイイことですが、個人的にニヤニヤワクワクしながらエンジン組んでおります。ど素人ではありますが刈払機のシリンダーとピストンを組みます。
古いパッキンをキレイキレイします。ボクの場合キサゲでキレイにしたら砥石でシコシコ。
ピストンとコンロッドをつなぎまして、ピストンリングの向きを間違えないようにつけて、シリンダー、ピストンにオイルをヌリヌリ。リング位置が動かぬよう気にしながらシリンダーをゆっくり挿入。シリンダーの固定はピストンを動かしながら、現合あわせでベストな位置で固定します。トルクについてはすべてのサイズにおいて身体に染み付いております。
感動いたしましたのは、イグニッションコイルとフライホイールでした。草刈機はバッテリーを積んでおりません。コイルとフライホイールの絶妙な隙間をもってマグネット点火方式となっているのであります。ハーレーでいうところのマグネトーってやつですね。紙をノギスで測り0.3mmを確認しまして、隙間に当ててコイルを固定。これですべてカバーをつけまして、完成。
すべて新品ですので、慣らし運転として25:1の混合油で30分アイドリング。先端のドライブシャフトとギア部にグリスアップして完了とします。
さて、明日からの過酷な真夏の作業についてはこれるのでしょうか。心配です〜
草刈機を買い換えれば1万円ソコソコで本体は買えます。そこを2万円も出して直すほどでもなかったかもしりませんが、長年おじいさんが使ってきた草刈機でございます。損得ではなく長くできる限り大切に使いたいだけであります。