日本画家 井木紫人について

2002年、素晴らしい金魚(らんちゅう)と出会いました。
らんちゅうの模様や泳ぎ、美しさ、形、すべてに魅かれました。
それから「誰も描いたことのない金魚画を描きたい!」
と思いはじめ伊藤若冲の鶏ように家の庭で本格的に金魚を飼い始めました。
より自然に近い形で飼育し本格的な飼育方法を学び試行錯誤を重ね、本当の金魚の楽しみ方を知りました。
そのすべてを絵にすることこそが自分の進むべき道だと考えました。

〜掲載誌とご購入について〜
日本画家 井木紫人の作品購入については(株)美術新星社 発行『美術市場2013』、株式会社美術年間社の『美術年間 art annual 2013』掲載に基づき1号=¥35,000よりとさせていただきます。

ART studio GENCOについて
『アートスタジオジェンコ』はイラストとデザインを中心としたブランドです。井木紫人は日本画、ジェンコはイラスト&デザインです。日本画作品とは価格が異なっております。



お問合せ先 ranchiu@hm10.aitai.ne.jp
日本画家 井木紫人

2014年4月6日日曜日

12年目の春でございます。

 12年目の春でございます。

 各池に魚を仕分けしました。
池の大きさに合わせて、体の大きさに合わせて、個体の数に合わせて魚を分けていきます。

 環境が変わった時はエサは与えません。池が変われば、日当たり、水の変化も違います。各池の観察をしながら、徐々にエサを与えます。中には環境の変化に付いてゆけない仔もいます。この冬越えで病気がちなった魚もいます。その仔たちのケアをしながら観察していきます。

 春先の気温と水温の変化は魚にとって大きな負担を与えます。昨日暖かくても、今日は寒い時もあります。急激に温度が変わるのです。それに付いてゆけず、病気がちになったりします。魚も人間と同じで、季節の変わり目は体調を崩しやすいのです。

 でも過保護にするわけにはいけません。将来、弱い魚を作ることになります。先ずは春の病気に注意です。