日本画家 井木紫人について

2002年、素晴らしい金魚(らんちゅう)と出会いました。
らんちゅうの模様や泳ぎ、美しさ、形、すべてに魅かれました。
それから「誰も描いたことのない金魚画を描きたい!」
と思いはじめ伊藤若冲の鶏ように家の庭で本格的に金魚を飼い始めました。
より自然に近い形で飼育し本格的な飼育方法を学び試行錯誤を重ね、本当の金魚の楽しみ方を知りました。
そのすべてを絵にすることこそが自分の進むべき道だと考えました。

〜掲載誌とご購入について〜
日本画家 井木紫人の作品購入については(株)美術新星社 発行『美術市場2013』、株式会社美術年間社の『美術年間 art annual 2013』掲載に基づき1号=¥35,000よりとさせていただきます。

ART studio GENCOについて
『アートスタジオジェンコ』はイラストとデザインを中心としたブランドです。井木紫人は日本画、ジェンコはイラスト&デザインです。日本画作品とは価格が異なっております。



お問合せ先 ranchiu@hm10.aitai.ne.jp
日本画家 井木紫人

2012年10月28日日曜日

響く



  久しぶりに素晴らしい額に出会いました。
結局高くて買えませんでしたが、この額に合わせて絵が描きたい!と思いました。手作りの1点物で重厚でモダン。もう二度と出会うことはないでしょう。

 クレジットでボーナス一括払いでとお願いしたら、
「できません」だって。
「えッ!マジで…?」。
「うちはボーナス払いはありません」。
マジか…。

 15年ほど前の話。ある知人の紹介で病院に絵を飾っていただける事になりました。ボクは貧乏画家なのでこの場所に飾るのにふさわしい額がありませんと院長先生に言うと、先生はこっちで用意するからいいよ。と言ってくださいました。
あれから…3年だったかな〜もう絵を取りに来てくださいと連絡をいただきました。
病院のロビー上へ。
「うおおおおおおーーー!」
 「す、す、す、すごい!」
とにかく、ビックリしました!踊り場にその絵はありました。額屋さんに依頼して絵に合った額装をと用意してくださったとの事でしたが、もう絵にピッタリ!ドンピシャ!とはこのこと。素晴らしい額とのコラボでした。これまでにボクが見た額とはタダタダ絵を飾るためのケース。額だけの主張もダメ。絵を引き立たせる額ってなかなか無いんですよね〜すばらしい額とは絵を引立ててせるんですよね〜

 あの時の感動がよみがえる額でした。
久々に響きました。