日本画家 井木紫人について

2002年、素晴らしい金魚(らんちゅう)と出会いました。
らんちゅうの模様や泳ぎ、美しさ、形、すべてに魅かれました。
それから「誰も描いたことのない金魚画を描きたい!」
と思いはじめ伊藤若冲の鶏ように家の庭で本格的に金魚を飼い始めました。
より自然に近い形で飼育し本格的な飼育方法を学び試行錯誤を重ね、本当の金魚の楽しみ方を知りました。
そのすべてを絵にすることこそが自分の進むべき道だと考えました。

〜掲載誌とご購入について〜
日本画家 井木紫人の作品購入については(株)美術新星社 発行『美術市場2013』、株式会社美術年間社の『美術年間 art annual 2013』掲載に基づき1号=¥35,000よりとさせていただきます。

ART studio GENCOについて
『アートスタジオジェンコ』はイラストとデザインを中心としたブランドです。井木紫人は日本画、ジェンコはイラスト&デザインです。日本画作品とは価格が異なっております。



お問合せ先 ranchiu@hm10.aitai.ne.jp
日本画家 井木紫人

2010年6月21日月曜日

祭り男の讃歌



 熱い男達からメールが届きました。
2年前のことです。友人が是非、オレの一生に一度の晴れ舞台を見にきてほしいとのことでした。とりあえず行きました。
行ってビックリ!「す、す、す、すごい!」衝撃が走りました。
『知立まつり』の本祭りは、2年に1度の祭りです。4人4人の「梶棒」といわれる男衆が、山車の後方にある2本の梶きり棒を担ぎ上げて方向転換をし、一日中町内を練り歩くのです。お囃子連といわれる、太鼓、笛、鼓などの弾き手が数名山車の中に乗って曲を響かせ、時に梶棒の魂を奮い立たせる『神舞(かんまい)』を奏で祭りを盛り上げます。
梶見のかけ声と共に山車を一気に担ぎ上げる姿は圧巻!
「宮入り」といわれる、参道手前150mほどを山車を担ぎ上げたまま下る姿は、ホントに死ぬんじゃないかと思うくらい熱い姿です。
その姿に心をうたれ感動したボクは、これは何か自分にできないか?と思いビデオ撮影とカメラ撮影をし、動画と静止画の複合ビデオ作品を作りプレゼントしました。

 昨日、そのお礼のメールが続々と梶棒の人たちから届きました。梶棒の方々の祭りに対する熱い思い、考え、それぞれ一人一人の思いが伝わりました。作ってホントによかったです。